またまた心温まった、バスの中の出来事。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先週の金曜日のメルマガで、

バスの運転手さんの話をさせて
いただきましたが、

今度は先週末、私が実際に乗った
バスの中で、

またまた心温まる光景に巡り合い
ましたので、

今日はその話を皆さんに共有させて
いただきます。

仕事先の新潟へ向かう、路線バスの中で
起こった出来事です。

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その日、私がいつも使っている路線バスは、

珍しく乗客でごった返していました。

通常、バスに乗る時は前の出口が開き、

そこでお金を払ってから乗るのですが、

入口のところにも人が溢れかえり、

とてもではありませんが、乗れる状況には
ありません。

そこで、

出口になっている後部扉のあたりなら
まだ人が乗れるスペースがある、

ということで、

乗車運賃の支払は後回しにして、

後ろから押し合いながら人が乗ってくる
ような、

それぐらいの混雑状況でした。
(当然、私も、おしくらまんじゅうの
ような中、重たい荷物を持って立って
いました)

そんな折、私が乗ったバス停から数えて
3つ目のバス停から、

70代ぐらいのおばあちゃんが乗ってきました。

押し合いへし合いが更に強化される中(笑)、

“こんなギュウギュウ詰めのバスの中で立って、
おばあちゃん、ちゃんと駅まで辿り着けるの
かな?”

なんて、独り勝手に心配をしていたのですが、

そんな時、私の目の前に座っている、60代後半
ぐらいの女性が、

“どうぞ、こちらへお座り下さい”

と言って、70代の女性の方に声を掛け、
席を譲られました。

“いえいえ、結構ですよ”

なんていうやりとりを二度ほど繰り返し(笑)、

結果、御礼と共に、70代のおばあちゃんは席に
座りました。

その光景が何とも微笑ましく、

ホンワカした気持ちになりつつも、

“でも、この方も後20分ぐらい立ちっぱなし
は大変だよな、、、”

なんて思っていたところ、

今度は、

少し後ろに座っていた50代の男性が、

席を譲った60代の女性に向かって、

“どうぞ、こちらへ座って下さい”

と声をかけてきます。

声をかけられた60代の女性は少し驚いた
顔で、

“いえいえ、私は大丈夫ですから、、、”

と丁寧に笑顔でお断り。

すると、この50代の男性は、

“いや、大丈夫です。恐らく私の方が元気
ですから、、”

と、半分冗談交じりに笑顔で返答しています、

“本当にいいんですか?”

というやり取りの後、60代女性は恐縮しながらも、

声をかけていただいた方の席に座りました。

“おぉ、この方も、なんて素晴らしい人なんだ”

と思っていた矢先、

この動きに刺激されたのか、

今度は最後部の方に座っていた制服姿の女子高生が、

別の60代の女性に

“どうぞ”

と声をかける声が聞こえてきます。

また、座っていた方が途中下車され、1つ席が
空いたのですが、

その席の目の前に立っていた40代の男性は、

自分は座らず、

今度は少し遠くに立っている別の60代らしき
女性に声をかけ、

その席へ誘導しようとしています。

学生時代から数えると、数えきれないほど
路線バスに乗っている私ですが、

バスに乗っていてこんな光景、

そして、こんな、心温かな気持になったのは
生まれて初めてでした。。。

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如何でしょうか?
何だか、聞くだけで嬉しくなる話だと
思いませんか?

1番始めに席を譲った60代の女性は、

恐らくいつもの習慣の中で、

ごく普通に、当たり前に席を譲られたの
だと思います。

でも、その光景がきっかけとなり、

その姿を見ていたた50代の男性が、

女子高生が、

40代の男性が、

それぞれ60代女性の後に続きました。

頭の中ではああしよう、こうしよう、
なんていろいろな思いが巡りますが、

始めの第一歩がなかなか踏み出せない、

なんてことはよくある話です。

しかし、その第一歩が踏み出されれば、

その行動、その勇気を見て、

同じように思ってるけれど、

なかなか行動に移せない、

なんて方々も、どんどん後に続き始めてくる
かもしれません。

これ、私たち、経営者やリーダーにとって、
当たり前のようでいて、とても大事な話だと
思いませんか?

普段、当たり前に過ごしている、何気ない
日常の中にも、

気付きや学び、リーダーとしてのヒントって
いっぱいころがっているんだな、

とあらためて感じた出来事でした。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝一番の飛行機で金沢に入り、

その後、午後から福井にて某医療法人様と
面談、

終了後、大阪へ入り、20時からの打合せに
臨みます。

皆さんは今日は、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

それでは今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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