——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者様に送信させていただいております。
——————————————————————–
こんにちは、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
皆さんは、
「部下のモチベーションをあげる」
という言葉に違和感を感じたことは
ありませんか?
社員のモチベーションを上げたい、
と思わない経営者や上司はは恐らく
一人もいないでしょう。
私も同じです。
社員が高いモチベーションをもって、
活き活きと元気に働くことが、
ご利用者やご家族の満足を生み出す
最大の源泉であることは間違いのない
事実です。
しかし、実は、ここに一つ、大きな
落とし穴があるように私には思えて
なりません。
それは、職員のモチベーションアップが
経営者や上司の「目的」になってしまって
いる、ということです。
ということです。
社員のモチベーションアップはあくまでも
「結果」であって「目的」ではありません。
これを目的に据えてしまうと、
「モチベーションを上げるためにどう対応
するか?どう発言するか?」
ばかりが気にかかり、トークのテクニック論
に走ったり、思ってもないことを口走って
しまったりすることがよくあります。
また、そもそも、
「職員のモチベーションを上げる」
という表現自体、我々経営者側の横暴・
傲慢ではないか?とすら思う時があります。
相手に対して「モチベーションを上げたい」
と思うと言うことは、
或る意味、
私たち経営者や上司にとって都合の良い
働き方をしてくれる部下になってほしい
(=サービス残業をする、自分のいう事を
素直に聞いてくれる、自分のことを尊敬
してくれるetc)」
という想いと表裏一体だと言える場合も
あります。
それは本来、
我々にとって手が届かないはずの
「相手の気持ち」
をコントロールしようとしている、
ともいえるのではないでしょうか?
かといって、「職員のモチベーションを
上げたい」という経営者や上司の気持も
勿論理解出来ます。
繰り返しますが、私だって同じです。
大事なことは、職員のモチベーション
アップ、という
「直接手が届かないけれど何とか実現
したい状態」
を結果として産み出すために、我々は、
「我々自身の力が及ぶ範囲で何が出来る
のだろうか?」
を考え、その「出来ること」に集中する、
という思考のステップが必要だ、という
ことです。
では、我々経営者や上司の努力や責任で
実現が可能となり、
結果として、職員のモチベーション
アップを実現できることとは一体何か?
それは即ち、
「働き甲斐がある組織、やりがいがある
組織とは何かを徹底的に考え抜き、その
実現に邁進すること」
です。
これなら、ほぼ全権を握っている経営者や
ある程度の裁量を握っている上司にとって
手が届くものであり、
結果として、
職員の「モチベーションが上がっている」
状態が生まれるのではないでしょうか。
実際、日々の経営や仕事においては、この
「主客転倒」とも呼べる事象がたくさん
発生しています。
自らの力だけで得ることが出来ない
「結果」を求めたいならば、
その「結果」につながる「自らの力、努力で
出来る事」を見つけ、そこに全力を注ぎましょう。
そうすれば、求めたい「結果」は必ずついて
きます。
何かのお役に立てれば幸いです。
私は今日も終日、動画教材のビデオ撮りのために
缶詰状態です。
大阪の今日はいい天気。
今日もお互いに頑張りましょうね!
今朝もお付き合いいただき、
ありがとうございました。
——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
大阪市淀川区十三東1-20-3
ザ・グランドビューオオサカ1602
メール:info@cb-tag.net
URL:http://cb-tag.net/
TEL :06-6306-6567
FAX:06-6306-6568
~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
します。
——————————————————————–