先達経営者、新川柳作氏の言葉に学ぶ。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、何故かふと、

一度読んだ後、本棚の中で眠った状態のままに
なっている、ある本を思いだし、

少し時間に余裕が生まれる8月に入ったらもう一度
読んでみよう、

と思い、自宅の机の上に置いていました。

すると、その本に気が付いた家内がペラペラと
ページをめくり、

“これ、すごくいい言葉ね”

と言わんばかりに、ある言葉を見つけ出してきました。

“生きるということは逃げないこと”

世界一の鞄メーカー、エース株式会社の創業者、

新川柳作氏の言葉です。

ひょっとすると、社名をご存じない方もいらっしゃる
かもしれませんが、

今では世界中に拡がっている、

ナイロンバックやお手軽キャリーバック等を

日本発で開発・売り出したのがこの会社だ、

と聞けば、

この会社のすごさを実感していただけるのではないかと
思います。
(ちなみに、車輪付きスーツケースを立てて引けるように
した発想もこの会社のアイデアだそうです)

さて、新川氏の言葉を続けます。

「生きるということは、逃げないことである。

逃げないということは、苦難を苦難として味わう
ことである。

苦難の体験は、小さな難事に対するに自信を、

より大きな難事に対するに気力を植え付けてくれる」

現在、隆々と経営している会社の多くが過去、

そういう時期を乗り越えてきたように、

ご多分に漏れず、エース株式会社も、

今に至るまでの道のりは正に、

“苦難の連続”

であったようで、

新川氏も、何度も過労のために倒れ、
入退院を繰り返した、

と言います。

そんな時、新川氏は、常にこの言葉を
自らに語りかけていたのかもしれません。

また、父親を2歳で亡くし、母親一人の手で
育てられた新川氏は、こんな言葉も残しています。

「私はどんなに小さなことでも心から感謝できる、
という素晴らしい財産を、

私たち4人の子供を一人で育ててくれた母から
もらいました。

そんな中、私が常に大事にしているのは、

“こそ”

という二文字です。

お客様がいらっしゃれば“こそ”、

健康であれば“こそ”、

仕事があれば“こそ”、

皆様の後押しがあれば“こそ”、

すべて受け取り方次第で、人生もまた
変わるものです。」

表面だけ読むとサラッとした言葉に
聞こえますが、

自分の心に問いかけながら読んでみると、

出来ていない自分が沢山見つかったりして
思わず愕然としてしまいますよね(苦笑)。

こんな言葉に触れると、これも誰だったかが
私に教えてくれた、

「真理は飾り気のない、地味で普通の言葉の
奥に在る」

という言葉を思い出します。

その、何気ない、地味で普通の言葉を
どれだけ素直に捉え、

本気で意識・実践し続けることが出来るか、

で、人の人生も、いや、明日ですらも変わるの
かもしれません。

最後に、再び読み返す中、私の心の中に残った
同氏のもう一つの言葉をご紹介して、

本日のメルマガを終わりたいと思います。

「仕事を金儲けの手段ぐらいに考えているのは、
本気になって仕事に打ち込んでいないからである。

仕事をするということは、生きるということだ。

悔いなく生きたと、満足をもって人生を終わる
ためには、

悔いのない仕事をしてゆくしかない。」

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、東京で、パートナーである社会保険労務士の
三輪先生と介護事業者向けのセミナー。

その後、新幹線で大阪に向かいます。

過去に幾度も私のセミナーにお越しいただいて
いる皆様や、

今日、初めてお会いする皆様もいらっしゃる中、

全ての方に喜んでいただけるよう、今日も気合を
入れて&楽しんでセミナーを行いたいと思います。

では、今日も互いに、頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。

追伸:

私が高校~大学時代に住んでいた自宅のすぐ上(隣)に、

いつも笑顔でニコニコ、

私たち家族の顔を見る度に“合掌”してくれる、

とてもやさしそうなお爺さんが住んでいました。

それが、かの、新川柳作さんであったことを知ったのは、

その地を引っ越してからずいぶん後のことです。

今回、家内が偶然にもこの言葉を見出し、なんだか
不思議な縁を感じた一時でした。
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