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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
“異なる意見を持った人同士が、互いに
納得できるような結論を導く”
とても難しいことですが、でも、とても
大事なことです。
基本的に、自分と全く同じ考えを持っている
人になんて、滅多に出会うことはありません。
その意味でも、組織やチームを構築する上で、
上記のような能力を磨くことは、
特にリーダー職の方々にとっては、
とても優先順位が高いものとも言えるでしょう。
では、どのような考え方・姿勢で臨めば、
そのような結論を導き出せるような能力を
身につけることが出来るなるのか?
ここで、私が過去、コンサルティング会社に
勤務していた頃の同僚女性から聞いた、
とても分かりやすく、でも、実はかなり奥深い
話を皆様にご紹介したいと思います。
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ある日、私の同僚女性であったAさんと、
Aさんのお母さんは、お父さんの誕生日を
祝う為、近所の洋菓子屋さんへケーキを買いに
行きました。
Aさんはご多分に漏れず、ケーキが大好きな
女性でしたが、
その日は自分の体調の問題で、
何故か甘いものがそんなに欲しいとは思えなかった
そうです。
よって、生クリームなどを使っていないケーキ、
ということで、チーズケーキを買って帰ろうと
密かに考えていました。
しかし、一方、お母さんはと言うと、
定番のショートケーキを食べたい様子。
ケーキ屋さんに着き、ショーケースを眺め
ながら、Aさんとお母さんは、
“チーズケーキが食べたい”
“いや、私はショートケーキがいい”
と互いの主張を言い始め、
ショーケースを前に、段々と険悪な雰囲気に
なっていったそうです。
(私を含め、多くの男性にはあまり想像できない
シチュエーションですよね(苦笑))
しかし、ここからが、さすが、
コンサルティングの仕事をしているAさんです。
Aさんは周囲からの目線も気にしつつ、
お母さんにこんな質問を投げました。
“お母さん、なんで今日に限ってそんなに
ショートケーキ、ショートケーキって
言うの?”
すると、お母さんは、不服そうに答えました。
“だって、イチゴが食べたい気分なんだもん。。。。。”
エッと思ったAさんに向かい、今度は、お母さんが
応酬します。
“あんたは何で今日はチーズケーキが食べたい、
なんて言うのよ?ショートケーキ、いつも喜んで
食べてるじゃない”
“私?だって、今日はそんなに甘すぎないケーキが
食べたい気分なんだもん、、、、“
そう言いながら、Aさんは続けました。
“ね、お母さんは、イチゴが食べたいのよね?”
“そうよ”
“私は甘すぎないケーキがいい訳であって、絶対に
チーズケーキが食べたい、という訳じゃないの。
じゃあさ、お互いの意見を合わせて、
“甘すぎず、イチゴも食べれるケーキ”
にしようよ?”
そして、再度、二人でショーケースにじっと
見入ったところ、
めでたくイチゴのタルトが見つかり(笑)、
2人でニッと顔を見合わせ、最終的にはイチゴの
タルトを買って帰り、二人とも大満足だったそうです。
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お父さんの誕生日なのにお父さんの食べたいものは
関係ないのか?
ホールじゃなくてピースに分かれたケーキを買って
帰ればお互いの好きなものが食べれたんじゃないの?
等々、様々、オイッ、と突っ込みたくなる部分は
ありますが(笑)、
でも、この話、とても示唆に富んでいると
思いませんか?
表面上の意見だけを捉えると衝突しか起こらない
2つの意見ですが、
視点を変え、
その意見に至ったプロセスや想いを互いに確認し合う
ことで、互いに納得出来る新たな意見が見出される
こともあります。
これってとても創造的で、ワクワクするプロセスです
よね。
組織やチームにおいて、もしくは、会社同士の交渉事の
中では、
意見がぶつかり合うことは日常茶飯事です。
そんな時は、このイチゴのタルトの話を想いだし、
もしくは相手とこの話を共有し、
安易な妥協ではなく、
是非、互いが真に納得し合えるような第三案を見出す
ことに意識を注いでいただければと思います。
※
事実、私も、意見に相違があり、その溝を埋めなければ
ならない、なんて局面では、このエピソードを関係者全員
に話した上で、議論に臨む、なんてこともよくあります。
互いが満足できる案が見つかった時は結構快感で(笑)、
病みつきになるかもしれませんよ^^
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は朝一に都心で打合せ。
その後、午後から、
私の大切なパートナーである全国の介護特化社労士の
有志の皆様と、
“介護事業者の人財育成をどうサポートするか?”
をテーマにした集中勉強会を行います。
(明日の夕方まで続きます!)
文字通り、北海道から、沖縄から、全国から
やる気と髙い志を持った先生に集まっていただいた
この場、
先生方に価値あるコンテンツや情報をお持ち帰り
いただけるよう、
主催者としても気合を入れて、かつ、楽しみながら
臨んでまいります。
皆さんは、今日はどんな1日を過ごされるので
しょうか?
互いに充実した1日を過ごせるよう、今日も1日、
頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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~Visionary Care Company~
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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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