“売り込み”という言葉に思う事。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、ある介護事業経営者とお話をする
中で、こんな言葉をうかがいました。

“私、売り込むのが苦手なんです。。。”

ご利用者を集めるための営業が苦手だ、

という意味なのでしょう。

特に業績改善をテーマにしたセミナーを
開催すると、

こういった悩みを抱えた介護事業経営者や
管理者の方にによくお会いします。

そんな話を聞く度に、私はいつもこんな風に
聞き返します。

「皆さんは、自分たちのサービスに自信が
ないのですか?」

「低品質のサービスを提供しているのですか?」

すると、多くの場合、こんな言葉が返って
きます。

「いえ、そんなことはありません。
確かに100%ではないかもしれませんが、

決して質の低いサービスを提供しているとは
思っていません。」

更に私は聞きます。

「では、何故、“売り込み”なんですか?」

「・・・・・・どういう意味ですか?」

「さっき、“売り込み”とおっしゃいました
よね?

“売り込み”

という言葉は、

“売り”を“押し込む”

という意味ですよね?

決して低い品質ではないサービスを提供している
のなら、“売り込み”する必要なんてないんじゃ
ないですか?」

意味がよく分からない、

と、更に首をかしげる方も多いのですが(笑)、

私が何を言いたいか、というと、

“売り込み、という言葉を使っている段階で、
営業という行為に対するとらえ方が間違って
しまってますよ”

ということです。

私は、

“営業”

という行為は、社会に対して、とても大事な
行為だ、と思っています。

もちろん、

自分たちが儲かるから大事、

とか、

自分たちの会社が潤うから大事、

とか、

そういう意味ではありません。
(勿論、それも大事なことではありますが)

私たちの提供しているサービスが
本当に良いものであるならば、

私たちのサービスが、相手に

“望む結果”

を提供出来るものであるならば、

私たちのサービスが、相手の悩みや
ストレスを

“軽減”

させることが出来るものであるならば、

それは、相手にとって、もしくは社会に
とって非常に

“大事”

なことであり、

相手の為にも、社会の為にも、

私たちは

“営業”

という行為に躊躇したり、変な思い込みを
持つべきではない、

という意味です。

過去、サラリーマン時代、私は上司に、

“何で売らないんだ”
“お前が相手の事を本気で考えてないから
 じゃないか”

と言って叱られたことが何度かあります。

本気で相手のためになる、と思っていれば、

売り込む、のではなく、それを本気で伝え
続ける事が必要です。

たとえトークが下手くそであったとしても、

人に何かを伝えることが苦手だったとしても、

その方が持っている

“自信”
“信念”

は、言葉以外の部分で必ず相手に伝わるはずです。

私たちのサービスを拡げていかなければ、

地域のご高齢者が困った状態のままになって
しまう。

そんな状況をつくらないためにも、

私たちはもっともっと、

“営業”

ということに対するとらえ方を変え、

情熱を注ぐべきだと思います。

また、そうすることで、現場の職員も
今まで以上にピリッとしてくるはずです。

“外でこういう約束をしているんだから、
絶対にそのようなサポートを提供しなければ
いけない“

そのことを現場の介護職が自覚することで、
必ず現場の品質も上がってくるはずです。

営業に苦手意識をお持ちの方は、

ノウハウやハウツーを学ぶ前に、先ず、

“売り込む”

なんていう言葉を使うのを止めて、

是非、自信を持って下さい。

そして、

自社のサービスをもっともっと世の中の
人に広め、

今以上に沢山の方をサポートし、

今以上に沢山の方々をしあわせにして
差し上げて下さい。

それこそが、私たち、介護事業として、
社会の役に立つ最も最適な方法なのですから。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝、福岡から大分へ移動し、

大分市内でセミナー。

その後、最終便の飛行機で大阪に入ります。

先週の土曜日の朝4時に東京の自宅を出発し、

宮崎⇒沖縄⇒佐賀⇒福岡⇒大分⇒大阪と移動し、

3日後、27日の深夜に東京の自宅に
戻ります(笑)。

あともう少し、更に気合を入れて頑張って
まいります!

では、今日も1日、お互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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