ゴチャゴチャ言ってる場合じゃない

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

今日の話は、ひょっとすると、

仕事前のこの時間にはいささか重たい
話題かもしれません、すみません。

でも、何故か皆さんにも伝えたいな、
と思い、メールをしています。

最後は明るい話ですので、是非、お付き合い
下さい(笑)。

先週の金曜日、私が全国顧問を務める、
介護に強い税理士・会計士先生の集まり、

“C-MAS(介護事業経営研究会)”

の全体研修会がありました。

終了後の懇親会では、

「メルマガ、いつも見てますよ!あれ、すごく
いいっすね!」

「別フォルダに分けて保存してます!」

「7時3分頃が毎日楽しみです!」

等々、本当に嬉しい言葉を沢山いただき、

私自身、周囲から沢山のパワーをいただいた
時間でした。

実は最近、仕事のことで少し思い悩むことが
あり、

落ち込み、とまでは言いませんが、

悶々としている自分がいました。

因果応報、の言葉の通り、

自らの日々の行動が積み重なって起きた
結果なのですが、

恥ずかしながら、分かっていながらも

ともすれば気持が沈みがちになっている自分が
いました。
(多分、周囲は気付かなかったと思いますが^^)

でも、この日の皆さんとの会話の中から
大きなエネルギーをもらい、

自然と自らの心持ちが前を向き始めている
ことを感じつつ、

お酒の勢いもあり(笑)、

気分よく帰宅の途についていた時のことです。

3連休前の、人で溢れかえる新宿で乗り換え、

私は、自宅近くを走る京王線の特急に乗り、

満員電車の中、吊り革を持ちながら、

ぼんやりと立っていました。

その社内で、酔いがいっぺんに覚めるような
出来事に遭遇したのです。

それは、車内の、とある車内吊り広告。

何気なく読んだその文章に、思わず目が
釘付けになってしまいました。

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タイトル:お母さんありがとう。
(宮城県 32歳 H.Nさん)

いつもの道を行けば、

いつもの景色、

いつもの家が、

そして、

「おかえり」

と言ってもらえるような気がして
なりません。

3月11日の大地震で、お母さんは、
天国へと逝ってしまいました。

ホントだったらいつものように

「地震怖かったね」

と長電話をしていたよね。

1年以上の月日は過ぎていくけれど、

この想いはきっと変わらないのだろうね。

お父さんは、あの濁流の中、お母さんを
離さなかったんだよ。

お母さんが、

“お父さんだけでも生きて”

と、

お母さんが、お父さんを、活かして
くれたのだと思っています。

でも、お母さん、心配しないで。

お父さんはお姉ちゃんの家にいる
からね。

姉妹、仲良く、お父さんを支えていく
からね。

悲しくて辛くなったら空を見上げるよ。

子供達にはじいちゃんのようにたくましく、

ばあちゃんのようにやさしい人になるんだよ、

と話しているよ。

お母さんが私たちを育ててくれたように、

しっかり子育てするからね。

天国から応援してね。

もっといっぱい話したかった。

もっといっぱい色々なこと聞きたかった。

もっといっぱい親孝行したかった。

そして、本当は、生きているお母さんに
言いたかった。

“お母さん、ありがとう”

と。
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胸が締め付けられる思いと共に、数多くの方が
乗っている車内にも関わらず、

涙が止まりませんでした。

私は25歳の時、自らの地元、関西で、

阪神・淡路大震災を経験しました。

家族は幸いにも全員無事でしたが、

自宅は基礎と柱がやられてしまい、全壊。

更に、同世代の友人、先輩、後輩たちが
ちょうど10人、一度に亡くなる、という
耐え難い事実に直面しました。

「明日、生きている保証なんてどこにもない」
「今、生きていること自体が奇跡」

今までどことなく他人事としか受け取れなかった
そんな言葉の本当の意味を、

あの時ほど実感した事はありません。

でも、あれから18年が経過し、今ではまた、
生きていて当たり前、の気持ちで生活をして
しまっている自分がいます。

命に感謝、などとキレイごとを言いながらも、

言葉に魂がこもっていない自分がいます。

そんなことを自問自答していた時、ふと、
内なる声が私の心に湧き上がってきました。

「いつまでグチグチ言うとんねん、アホか!」

「まだ引きずってられるなんて、オマエ、まだまだ
余裕あんねんなぁ。」

こういう時は、やはり地元の関西弁なんですよね(笑)。

どんなに悩んだって、別に命まで奪われる訳ではない。

沢山の方が命を失い、自分だってそうなったかもしれない
環境にいたにも関わらず、

今、こうして家族に囲まれ、それなりに幸せに
生きることが出来ている、ということは、

自分はついている、天の力で生かされている、

ということ。

涙が止まると共に、不思議に、清々しい気持ちに
なっていく自分がいました。

そして、今、現実は何も変わらないのに(笑)、
見え方・捉え方が変わり、

現在進行形でパワーを取り戻しつつある自分が
います。

そう思うと、人生ってやっぱり、必要な時、適切な
時に、必要なものが、自らに与えられるものなんだなぁ、

自分の人生も、なかなか、やりますなぁ、

と自然に思えた時間でした(笑)。

皆さんにとって、皆さんの人生は如何でしょうか?

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は福島県郡山市で打合せが2件。

その後、東京に戻ります。

日々、生きることが出来ていること、
生かされていることに感謝しつつ、

今日も“明るい魂”で過ごします!

では、皆さんも、互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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