医療法の改正法律案が参議院で可決されましたね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

昨日の参議院本会議にて、

8月上旬にもお伝えした

“医療法の一部を改正する法律案”

が可決されましたね。

念のため、再度皆様にも認識いただき
たく、

今日のメルマガでご紹介させていただき
たいと思います。

日経新聞からの引用です。

“病院の再編後押し、ベッド枠の融通しやすく
改正医療法成立”

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

複数の病院や介護施設を一体で運営する

“持ち株”

法人の新設を認める改正医療法が16日の
参院本会議で可決、

成立した。

薬・機器の購入や医師の研修をグループ単位で
できるほか、

ベッドの枠もグループ内で融通できるように
なり、

医療機関はコストを圧縮しやすくなる。

病院ごとの役割分担も進めて設備投資の
負担を減らし、

医療費の抑制につなげる。

これまで病院や診療所を運営する複数の
医療法人が連携する場合、

合併して1つの法人になっていた。

ただ1つの法人になるにはポストの調整や
給与制度、

組織風土の擦り合わせが必要なため、

ハードルが高い。

“持ち株”

法人は傘下に複数の医療法人や社会福祉法人
をぶら下げることが認められる。

民間企業の持ち株会社型の経営統合を医療・
介護の事業者にも認める格好だ。

将来的に合併につながる可能性もある。

病院ごとに決まっているベッド(病床)の枠も
総数が変わらなければ、

グループ内の病院で調整できるようになる。

病院ごとに役割を分担することで、

医療機器などの投資負担も減らせる。

医療法人の透明性も高める。

一定規模以上の病院は公認会計士による
監査を受けることを義務づける。

外部の専門家の目線を入れることで、

不透明な会計操作を防ぐ。

親族会社との取引は都道府県に報告
させる。

合議制の理事会を置くことも法律で
明記する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・・・・・・

2016年の改定も睨み、

今国会中の可決に何とかねじ込んだ、

ということでしょうか。

ちなみに、まだ未確定なので何とも
言えませんが、

情報収集を行う限り、

“社会福祉法等の一部を改正する法律案”

は、現時点においては、

今国会中の成立は見送られる可能性が高く
なってきているようです。

引き続き我々も情報収集を行ってまいります
ので、

また何か新たな情報が入り次第、

皆様にご報告させていただきますね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、愛知県安城市でセミナー。

終了後、明日の打ち合わせ場所である京都へ
向かいます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。