——————————————————————–
株式会社ケアビジネスパートナーズ代表・原田匡を中心に、介護市場の
「進化」「深化」、そして「真価」に関連する情報をお届けしてまいります。
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて弊社 (株)ケアビジネス
パートナーズと接点があった介護事業者及びその関連の方々に送信させていた
だいております。
また、もし宜しければ、是非、メルマガの読者様をご紹介下さい!
真面目で一生懸命な介護事業者様や、介護に携わる方々との輪を拡げて
いくことが出来ればとても嬉しく思います。
読者登録は、こちらのURLから可能です。
↓
http://carebp.com/melma_regist/
——————————————————————–
おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。
先日、久しぶりに、
オランダの
“農場ケア”
に関する記事がネット上に出ていましたね。
ご存知の方も多いと思いますが、
念のため、皆様にも共有させていただきたい
と思います。
(とても長い記事だったので、勝手ながら
事例等の部分をカットせていただきました。
趣旨は何も変わらないように配慮したつもり
ですが、全文をお読みになりたい方は、引用部
文末のURLをご参照下さい)
“農家で認知症ケア――オランダで広がる
「農業+介護」”
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高齢者ケアの最も大きな課題の一つは
“認知症ケア”
である。
認知症は、発祥の詳細な原因が未だに解明
されず、
従ってその根治薬もない。
高齢者の増大と共に、
認知症者は増えていく一方である。
欧米各国とも頭を悩まし、
今や
“国家戦略”
として位置づけ、
国を挙げて向き合い出した。
在宅医療・介護が欧州で最も充実している
オランダでは、
10年以上前から様々な政策が繰り出されている。
その一方で、
民間の自主的な運動も盛んだが、
中でも最近注目を集めているのが
“農場ケア”
である。
野菜や果物の農場、
牛や羊を飼う畜産農家などが認知症
高齢者を受け入れ、
緑豊かな自然な環境中で共に過ごし、
時には肥料や餌やり、
収穫、清掃などいろいろの農作業を営む。
自然の中で生活することで認知症の進行を
遅らせ、
施設入所することなく日々の生活を送ること
ができるという。
日本でも、同様の動きが期待されそうだ。
知的障害者などの働く場として農業との
連携は見られるが、
認知症高齢者のケアの手法としても大いに
参考になる可能性が高い。
「2003年には約400ヵ所だったが、
今では1400カ所に広がっています」。
農場ケアの経営者で作る
「ケア農業連盟」
(FLZ:Federatie Landbouwen Zorg)
の事務局長、
エルト・ヤン・フィッシャーさんは胸を張る。
農業を止めて認知症デイサービスの事業者へと
転換してしまった農家もある。
「100頭の牛を飼ってミルクなどを売って
いましたが、
乳搾りが辛くなったこともあって、
思い切って農業から手を引きました。
介護保険からの収入は、
その農業収入と変わらないことも大きな
要因でした」
このほか、
ブドウ畑を新たに作ってワインの製造に
まで乗り出した農家もある。
ブドウの収穫期には利用者たちがラベル
張りなどにはいり、
2500本のワインを売り出すと言う。
このように、農場ケアの実情を見ると、
運営者の関心や興味次第で実に多様な
サービスがあることがわかる。
飼う動物によっても違うし、
栽培する野菜や果物によっても内容は
異なってくる。
そのすべてが介護保険AWBZ(※)の
デイサービスとして、
事業者に報酬が支払われる。
(※オランダ語。介護保険を指す)
まことに多士済々の
“農家デイサービス”
といっていいだろう。
※本日の引用元サイトはこちら
↓
http://diamond.jp/articles/-/74556
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・・・
日本でも介護施設の敷地内に畑を作り、
農作物を育てることで機能訓練等を提供する
ケースは幾つも存在していますが、
要介護の方々が、介護保険サービスの時間中に
“労働”
と見なされるような活動を行い、
“金銭的対価”
を受け取る、
ということは、
認められていませんよね。
(現物支給に切り替えたり等、あの手この手で
工夫を施そうとされている施設はあるようですが)
※
オランダの仕組が労働と見なされているのか、
金銭対価が発生しているのかについては、現時点
では確認できておりません、申し訳ございません。
法律上の様々な制約が在ることを含め、
理屈として難しいことはよく分かりますが、
要介護の高齢者の方々が、
一定のサポート体制の下で
“経済活動”
を行い、
幾ばくかでも
“対価”
を得ることが出来れば、
本人にとっても、社会にとっても、
とても有意義なことではないか、
と個人的には思います。
早く、そんな合理的な社会が来て
欲しいですね^^
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、介護特化税理士・会計士の先生
向けに研修を行います。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
——————————————————————–
◆運営会社:株式会社ケアビジネスパートナーズ
〒105-0012
東京都港区芝大門1-10-11芝大門センタービル10階
メール:contact@carebp.com
URL:http://carebp.com
TEL :03-6880-9097
FAX:050-3588-6129
~(株)ケアビジネスパートナーズ経営理念~
介護市場の健全な発展に力を尽くすことを通じ、豊かな高齢社会の実現に
貢献します。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、読者の皆様
の良識を信じて「原則OK」とさせていただきます。
ただ、出来れば引用の際には「株式会社ケアビジネスパートナーズのメル
マガ『ケアビジネスSHINKA論』によると」と付け加えていただければ嬉しい
です。
最後に、メルマガ内で、他者の本や発言等から引用させていただいている部分
については、くれぐれもお取扱いにご注意下さいませ。
※配信停止の方はこちらから
↓
http://carebp.com/melma_unregist/
——————————————————————–