あらゆる情報からヒントを得る。

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おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先週末、

介護離職にまつわる興味深い記事が
出ていましたね。

こちらです。

“介護の担い手増、経済にマイナス? 
生産性に限界、指摘”

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高齢者の介護は家族だけでなく、

日本経済にも深刻な影響を与えそうだ。

少子高齢化で働き手が減る一方、

介護の担い手は増えていく。

その結果、経済の実力が低下するとの
指摘が相次いでいる。

西山一郎さん(52)は静岡市の実家で
89歳の母親を世話している。

週1回の通所リハビリ以外は、

ほとんどの時間を寄り添って過ごす。

働いていた東京の商社は約4年前に辞めた。

2002年に父親が亡くなってから、

一人暮らしの母親の面倒を見てきた。

時折早退して実家に向かったが、

同僚への引け目もあり、

「潮時だ」

と思ったという。

だが、暮らしは厳しい。

正社員に戻って介護と仕事を両立したいと
思うが、

面接にたどり着くことさえ難しい。

「辞めなければ良かった」

と悔やむ。

介護で仕事を辞めざるを得ない人はたくさん
いる。

総務省の調べでは11年10月~12年9月に
介護や看護で仕事を辞めた人は10万1千人。

介護離職防止を呼びかけるワーク&ケアバランス
研究所の和氣美枝さん(43)は

「これまで介護をしてきた人たちの経験が
情報として共有されていくことが、

離職を減らしていく上で大事だ」

と話す。

企業にとっては介護と仕事を両立しやすい
制度を作ったり、

介護経験者のノウハウを蓄積したりすること
が大切になりそうだ。

経験豊富な40~50代の幹部社員の退職が
目立ち、

ひいては日本経済全体にも影を落とすからだ。

年間10万人が辞める影響を内閣府が計算した
ところ、

国内総生産(GDP)を0.1ポイント押し下げる
という。

経済の実力を示す潜在成長率が0%台前半にとどまる
とされる日本経済にとっては痛手だ。

しかし、経済成長が受ける影響はそれにとどまらない。

内閣府の試算によると、

13年に6577万人だった労働力人口は、

今以上に女性や高齢者が働きに出ないと30年に5683
万人まで減るおそれがあり、

その後も減り続ける。

野口悠紀雄・早大ファイナンス総合研究所顧問
(日本経済論)の分析によると、

介護・医療分野の従事者が労働力人口に占める
割合はこの先増え続け、

増え方が最も激しい場合、

30年代半ばには約20%を突破し、

50年には約25%を占めるようになる。

実に4人に1人の割合だ。

野口氏は

「これから医療・介護分野で働く人が増えていくが、

こうした分野は生産性が高くはない。

労働力人口のうち生産性が低い分野が占める割合が
増えれば、

経済成長が停滞する」

と語る。

※引用元サイト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000039-asahi-bus_all

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後半の部分の

“労働力人口のうち生産性が低い医療・介護分野が
占める割合が増えれば、経済成長が停滞する”

というしてについては、

確かにそうだ、と頷く一方で、

あくまで現状の延長線上の推測に過ぎず、

「医療・介護事業者の持つ経済ポテンシャル・
を理解出来ていないのでは?」

とも感じます。
(この点は、今後のメルマガの中で機会を見つけて
触れるつもりです)

今回、あらためて注目すべきは、

前半の話です。

大企業にとっての

“介護離職”

問題は、

本当にとても大きな問題だと感じます。

しかし、異なる角度で見れば、

介護事業者にとっては、この問題は、

“ビジネスチャンス”

だとも言えるでしょう。

介護離職を考えている息子様・娘様に対し、

“無理して帰ってこなくても大丈夫ですよ。

我々がしっかりとサポートしますので、

どうぞ、安心して都会で仕事を続けて下さい”

と自信を持って伝えられる事業者であれば、
(andそう言えるだけの差別化された体制を
しっかり準備出来る事業者であれば)

今後、益々需要は伸びてくると思われますし、

息子様・娘様だけでなく、

企業の人事部が放っておかないでしょう。

事実、とある事業者は、

そのようなメッセージを発信する為に、

新たな体制構築に既に着手し始めています。
(どんな体制を構築しようとしているか?については、
この場では割愛させていただきますね)

やはり、これからは、様々流れる情報を

“ふ~ん”

と言って読み流すだけでなく、

“これ、うちの経営に活かせないかな?”

と考える、

“情報感度の高さ”

と、実際にテストしてみる等の

“行動力”

が事業の盛衰に大きく影響を及ぼしてくる
でしょう。

常に素直な、謙虚な心で、

スピード感をもって、

あらゆる情報を自社の成長の

“種”

としてとらえ、検討する。

今後、益々、我々経営者に求められてくる
スタンスなのかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、名古屋市内で終日打合せが続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

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