高齢者見守りサービスの記事を読んで感じた事。

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おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

最近、

“高齢者の見守り”

に関する記事をよく見かけます。

例えば昨日は、

次の記事が目に留まりました。

“生協の宅配トラックを活用した高齢者の見守り
いずみ市民生協と大阪府千早赤阪村”

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いずみ市民生協と大阪府千早赤阪村は、

「地域見守りにかかわる協定」

を締結し、

15日に千早赤阪村役場前で締結式を執り行う。

配達業務で地域を訪れる職員が高齢者の異変に
気がついた場合に、

自治体の福祉課などと連携できる仕組みとなって
いる。

千早赤阪村は大阪府の南東部に位置する府で
唯一の村で、

「安全、安心、快適に暮らせる住まいとまちづくり」

を推進する事業の一環として、

見守り協定締結をすすめている。

いずみ生協は府内の広範囲で事業を展開しており、

既に複数の自治体(八尾市・堺市堺区・貝塚市・泉佐野市・
東大阪市・河南町・太子町・柏原市・藤井寺市)

と宅配業務中の地域見守り、

高齢者見守り協定などを締結している。

今回の協定により、

いずみ生協では宅配業務中に職員が高齢者の異変に
気がついた場合、

千早赤阪村健康福祉課に連絡を行う。

※引用元サイト

http://www.rbbtoday.com/article/2015/06/15/132274.html

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また、2週間ほど前にもこんな記事が
ありましたね。

“関西の高齢者見守りサービス、利用者数が1年で
15倍に”

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高齢者見守りサービスを行うNPO、

いきいきつながる会(大阪府大阪市)の会員数が、

この1年で20名から300名以上に急増。

2015年度中には1000人に達する見込みだと
いう。

いきいきつながる会は関西で数少ない、

介護保険では対応できない生活支援サービスを
カバーするNPO団体で、

2009年に設立。

当初は、孤独と不安に苦しむ人への電話相談を
行っていたが、

相談者の多くが高齢者だったことから、

2012年からサービスを高齢者向けにシフトした。

高齢者向けの見守りサービスでは大手警備会社が
提供するものが広く知られるが、

同会は

“家族”

の立場でサービスを行うのが特徴で、

週に2、3回の見守り電話、

月に1回の訪問をはじめ、

買い物や通院、施設見学などの付き添いも行う。

また、身元保証サービスも提供しており、

頼る人がいない高齢者が入院や施設入居する
際の手続きもサポートする。

見守り電話と訪問、

24時間対応の電話相談などが付いて、

月会費は2000円。

行政機関や地域包括支援センターからの紹介で
入会する人が多く、

利用者は大阪、京都をはじめ関西全域に広がって
いる。

利用者からは

「気にかけてくれる家族ができたようでうれしい」

「身寄りがないため、保証人をお願いできて安心した」

などの声が寄せられている。

2010年時点の65歳以上の一人暮らしの高齢者は、

約500万人(出展:2013年発表の厚生労働省老健局
「都市部の高齢化対策の現状」)で、

その数は増え続けているという。

孤独死や認知症など、超高齢化社会を背景に、

同会の石川知巳理事長は

「今後は医療機関とも連携し、会員のかかりつけ医の
役割も担えるようサービスを充実させていきたい。

高齢者の不安に寄り添い、よりトータルでサポート
できれば」

という。

一人暮らしの高齢者が増加する中、

注目が高まりそうだ。

※引用元サイト

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150519/1064588/?rt=nocnt

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上記以外にも有名な話として、

宅急便のヤマト運輸さんなどは積極的に
これらの活動に取り組まれているようです。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/chiikishien/top.html

課題はいろいろあるかもしれませんが、

いずれの事例も、

“素晴らしい”

の一言ですね。

前述の

“NPO法人いきいきつながる会”

のように、

こちらを専業で取り組む法人もあれば、

生協やヤマト運輸のように、

既存のリソースを有効活用して取り組む
法人もあるでしょう。

また、まだこのような仕組みが出来上がって
いない自治体・地域においては、

自治体や各種団体に掛け合いながら、

介護事業者が音頭を取ってこのような取り
組みを推進する、

というようなことがあっても良いのかも
しれません。

地域包括ケアの体制・仕組み整備が進む中、

介護事業者の役割は一段と拡がってくると
思われます(特に社会福祉法人等)。

その意味においては、

介護事業者には、今後、益々、

「社会“起”業家」

であると共に、

「社会“企”業家」

としてのスタンスも求められてくるでしょう。

この時代を

“ピンチ”

と捉えるか、

それとも

“チャンス”

と捉えるか。

全ては経営陣次第なのかもしれません。
(プレッシャーであればすみません^^)

そして、その為に重要になるのは、

企業家としての出発点である

“ビジョン”

“戦略”

です。

“ビジョン”

“戦略”

に人が集まり、

“ビジョン”

“戦略”

に推進の為のお金が集まります。

その意味では、

これからの未来を見据え、

あらためて自社のビジョン・戦略について
見つめ直してみるのも、

悪くないかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、午前中は都心で業務。

午後からは東京中野区でセミナーを行います。

その後、夜に自宅に帰り、

短い時間ですが、

自宅近くの秘密の場所(?)で家族と共に
ホタル観賞です。
(自然のホタルが東京にいるって、皆さん、
ご存知でした?^^)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

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