この発表数字をどう活かしますか?

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おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

昨日の日経新聞オンラインに、

目を疑うようなな数字が出ていましたね。

こちらです。

“全国の病院、必要ベッド20万床減も 
25年時点で政府試算”

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政府が2025年時点で必要だと考える全国の
病院ベッド数が11日、

分かった。

約115万~119万床と、

13年時点より16万~20万床少なくなる。

手厚い医療が必要ない約30万人の患者は、

介護施設や高齢者住宅に移って在宅医療を
受けられるようにする。

厚生労働省はベッドの需要が減る病院の将来像
などを議論する検討会を月内に設け、

制度見直しに向けた関連法の改正案を17年の
通常国会にも出す。

政府の推計によると25年のベッド数は重症の
患者を集中治療する

“高度急性期”

が13万床、

通常の救急医療を担う

“急性期”

が40.1万床、

リハビリを施す

“回復期”

が37.5万床、

長期療養がいる

“慢性期”

は24.2万~28.5万床。

ベッド数が多いと不必要な入院が増えて、

医療費が膨らみやすい。

政府は近く都道府県別の詳しいベッド数の
見通しを発表する。

今後まとめる医療費の将来推計に反映する。

政府には民間病院のベッド数を強制的に減らす
権限は無い。

今後は医療サービスの公定価格にあたる診療報酬や
補助金の調整を通じて、

ベッド数の削減を進める見通しだ。

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2011年、

社会保障・税一体改革の議論の中では、

2025年度のベッド数について、

“22万床(高度急性期)”

“46万床(急性期)”

“35万床(回復期)”

“28万床(慢性期)”

合計131万床にする、

と発表していた記憶があります。

ちなみに、この数字が出た当時は、

“現状投影シナリオでは163万床が必要と
なるものを”

131万床に削減する“

という予測でした。

これだけでも十分衝撃的な数字だったのに、

今回の記事では、

この時のベッド数より更に

“22万床→13万床(高度急性期)”

“46万床→40.1万床(急性期)”

“35万床→37.5万床(回復期)”

“28万床→24.2万床~28.5万床(慢性期)”

合計すると、

“11.9万床~16.2万床”

減らす試算となっています。

数字を並べると、主に高度急性期や
急性期、

いわゆる、

最も医療費が高くつくところを大幅削減
しようとしていることが明らかですね。

或る意味、財政を預かる国としても

“必死”

なんだ、

という表れ(パフォーマンス?)なので
しょうか。

言うまでもなく、

これらの数値は、

我々介護業界にも大きな影響を及ぼして
くるであろうことは明らかです。

わずか10年後の未来が、

このような状況になるとすると、

介護業界はどうなるのだろう、、、、、、、

今の段階からしっかりと腰を据え、

自社の進むべき道について考えを深めていく
必要があるかもしれませんね。

全ての情報をプラスに変えて、

頑張ってまいりましょう!

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、静岡県三島市で

“これからの10年・20年を見据えた「勝ち組」
「新時代型」介護人財獲得・育成戦略とは”

という新テーマのセミナーを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

※本日の引用元サイトはこちら

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H5A_R10C15A6EE8000/

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