組織の在り方について考える。

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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、組織の在り方について様々
議論をする中で、

学生時代に聞いた、

ラグビーの話を共有させていただいた
ところ、

“うちの組織も是非そうありたいものだ。

そうなるためには、どうすればいいのか?”

という向きに話が移っていきました。

やはり、言葉だけでなく、

“ゴールイメージの共有”

はとても重要だなぁ、

と感じた次第なのですが、

今日は、そのお話を皆様にも共有させて
いただきたいと思います。
(ずいぶん前のメルマガでもご紹介させて
いただいたエピソードです^^)

ただ一つ、

ネットを探してもどこにもそんな情報が
出てこないのが少々不安なのですが(苦笑)、

私にその話をして下さった方は、
元全日本ラグビーのコーチを務めて
おられた方です。

私が学生時代に聞いた、ということを考えると、

恐らく今から30年ぐらい前の話だと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ある時、日本のラグビー強豪チームと
(神戸製鋼だったか明治大学だったか、、、)

世界の強豪チームが一緒に練習をしたことが
あり、
(記憶ではオールブラックスだったのですが、、
そんなことはないか(苦笑))

その練習の中で、スクラム対決をしたことが
あったそうです。

そこで、練習の一環として、

先ずは同じポジション同士で1対1の対決を
行ったところ、

なんと、驚くことに、

1対1の対決では、日本チームも世界チーム
もほぼ互角、

いや、互角どころか、

日本人の方が圧倒的に強いポジションも
あったそうです。

そこから、2対2、3対3、と徐々に数を
増やしていきましたが、

それでもまだほぼ互角の状況が続きました。

しかし、もっと数が増えてきて、4対4、
5対5となるにつれて世界チームの方が
優勢となり、

最後、

完全なるスクラムになった時には、日本チームが
太刀打ちできないような強さになっていたそうです。

何故、個々の力ではほぼ互角、もしくは日本チーム
の方が強い場合もあったのに、

一体になるとこんなに差が出るのか?

日本チームが首をひねっていたところ、

世界の強豪チームのコーチが笑いながら、

「当たり前だよ。君たちが勝てる訳ない。」

と言ったそうです。

そのコーチは続けました。

「だって、日本のチームは、単純に個々の力を
寄せ集め、その力の総和でぶつかってこようと
している。

確かに日本人は、個々の力はそれほど弱くはない。

一方、私たちは、個々の力はそれほど強くない、

という前提に立ってスクラムを組んでいる。

仲間の強さと弱さを知り、前のメンバーの弱さを
後ろのメンバーがカバーできるように、

そして、その後ろのメンバーが、

前にいるメンバーたちの弱さをカバーできるように、

という考え方で、

弱さをカバーし合う、網の目のようなイメージで
スクラムを組んでいる。

だから、勝てる訳がない。

ラグビーは個々の力量を競うスポーツでは
ない、

チームで戦うスポーツなんだから。」

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・・・・・・・・・・

如何でしょう?

これって、会社組織全てに共通する話だと
思いませんか?

人には各々強みと弱みがあり、

勿論、個々人はその自らの弱みを克服
しようと意識して頑張るものの、

集合体全体としては各々の弱みをカバー
し合い、

個々人の強みを最大限に活かそうとする。

喩えて言うと、

当時の日本のチームは、個々の力が寄せ
集められた

“集団”

だったのかもしれません。

そして、世界のチームは、

“集団”

ではなく、

“組織”

だったのかもしれません。

私たちの会社は、

果たして、

“集団”

なのでしょうか?

それとも、

“組織”

なのでしょうか?

少し立ち止まって考えてみることも
必要かもしれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は都心で打合せ&デスクワーク。

夜は、とある方との懇親会です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

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