あるネット記事より。

——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。

また、もし宜しければ、是非、メルマガの読者様をご紹介下さい!

真面目で一生懸命な医療・介護事業者様や、介護に携わる
方々との輪を拡げていくことが出来ればとても嬉しく思います。
読者登録は、こちらのURLから可能です。

http://cb-tag.net/melma_regist.php
——————————————————————–
おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、

経済系のコンテンツが中心のニュースサイト

“ブルームバーグ”

の中で、

珍しく我々の業界に関する記事が出て
いました。

今日は、その内容を皆様に共有させて
いただきたいと思います。

こちらです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

人口高齢化が一段と進んでいる首都・東京。

介護施設に入居したいという老人が数多く
待機しているにもかかわらず、

一部の介護サービス提供事業者は業務を縮小
している。

足立区では4000人が介護施設への入居を待って
いるが、

ベット数100で昨年オープンした特別養護老人
ホームでは、

空室率が30%に上る。

何が問題なのか。

介護士不足の深刻化と介護報酬が引き下げられる
ことが背景だ。

全人口の4分の1が65歳以上の日本にとって、

介護施設の必要性は一段と高まっている。

高齢者が最も大きく増えようとしているのが
東京だ。

東京都社会福祉協議会の田中雅英総務委員長は

「都市部ほど核家族、共働き、一人暮らしが多く、

介護力がないので、

施設サービスが受けられないと自宅介護に
しわ寄せがいく。

介護退職や、高齢者虐待、ネグレクトの増加に
つながる可能性がある」

と指摘する。

20年に及ぶデフレと闘う安倍晋三政権は
民間企業に賃上げを促す一方で、

公的な介護報酬の圧縮を図っている。

巨額の債務を抱える日本では労働人口が減り、

公的介護制度を支える納税者が少なくなる
ためだ。

こうした状況の中での介護報酬引き下げに
ついて、

キヤノングローバル戦略研究所の松山幸弘
研究主幹は、

「経営能力のない中小の特養がギブアップし、

合併するようなことにもなるだろう。

それはサービスの効率化につながり、

プラスであるし、

職員の給与を上げようと思えば上げる余裕が
出てくる。

また職員からしても、

給与経営が安定し、

キャリアアップのイメージができてくる」

との見方を示す。

東京都社会福祉協議会が昨年12月に実施
した調査によれば、

公的な財務支援を受けている都内の老人
ホームのほぼ半数で職員が不足。

305施設のうち9%が高齢者のための行事を
取りやめたり縮小した。

9施設が新規受け入れを停止し、

2施設が短期受け入れを中止している。

常設ベット60、短期滞在用ベット4の特別養護
老人ホーム

「文京大塚みどりの郷」

は昨年9月、

新規入居者の受け入れを中止、

短期受け入れも同年11月にやめた。

2013年末に数人の職員が辞めた後、

残った職員の負担が増え、

さらに10人ほどが退職した。

奈良高志施設長は

「これからますます介護が必要な高齢者が
増加するのに、

どうして事業を縮小しなければいけない
のか?

という思いがある。

非常に複雑だ」

と語った。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・・・

様々な想いが頭をよぎりますが、

一つだけハッキリ言えることは、

今までの時代は終わり、

これから業界全体として

“変革期”

“競走期”

に入ってくる、

ということです。

確かに、上記のような状況に悩む企業も
多いでしょう。

他方、

同じ地域で同じサービスを展開して
いながらも、

余裕ではないにせよ、

しっかりと人を確保出来ている法人も
あります。

報酬改定情報が流れる中、

“どうしよう?・”

と立ち止まり、

半思考停止状態に陥っている経営者・
理事長もいれば、

「既に減収のリカバリー策の目途は
ついた。

後は、実行あるのみだ」

とおっしゃっている、

非常にたくましい法人も実在しています。
(最も影響が大きかった特養やデイを経営
している社福の理事長の声です)

甚だ不適切な表現かもしれませんが、

国が、

介護事業者を食わしてくれる訳では
ありません。

我々を食わしてくれるのは、

“我々自身”

です。

是非、

“自立”

“自律”

思考で、頑張ってまいりましょう。

私もそんな前向きな経営者の皆様の
お役に一層立てるよう、

全力で頑張ってまいります。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も午前中から打ち合わせ&デスクワーク
が続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

本日の内容の引用サイトはこちら


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NK0BE86TTDSD01.html

——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)

◆運営会社:株式会社タッグ
〒105-0012
東京都港区芝大門1-10-11芝大門センタービル10階
メール:info@cb-tag.net
URL:http://www.cb-tag.co.jp/
原田匡ブログ:http://www.cb-tag.co.jp/blog-harada/
TEL :03-6880-9097
FAX:050-3588-6129

          ~VisionaryCareCompany~

社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
 します。私自身、自分が思いついたり考えたりしたものは全て先達からの
 教えからヒントを得たものであり、(温故知新も含めた」知の伝承」が大変
 重要だと考えておりますので。。。                
 ただ、メルマガ内で、私自身、他者の本や発言等から引用させていただいて
 いる部分については、くれぐれもお取扱いにご注意下さいませ。
 (私の解釈や意見、想い等につきましては気にせず自由にご活用下さい^^)
——————————————————————–