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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
あくまで個人の感覚ですが、
昨日の日経新聞オンラインの記事で、
何だかとても元気をもらった記事に出会い
ました。
“バーバリー”
ブランドの日本ライセンスを保有する、
三陽商会の記事です。
↓
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来年6月で「バーバリー」とのライセンス契約
を終了する三陽商会の株価が、
ここにきて大きく値上がりしている。
10月半ば~11月にかけてほぼ一本調子で
上昇し、
契約終了の発表直前の株価水準を回復、
11月25日には320円とおよそ1年半ぶりの
高値を付けた。
売上高の2割強を占めるとみられる主力商品を
失い(=バーバリーのこと)、
16年12月期には赤字転落を見込む同社を、
なぜ投資家は買い始めたのか。
株価復活の起点は10月15日。
三陽商会がバーバリーの穴を埋める新ブランドと
して来年打ち出す
“マッキントッシュロンドン”
の商品を初披露した日だ。
ゴム引きコートで有名な英国の老舗ブランドを
もとにしており、
「バーバリーの顧客層にも支持される上質感を
持つ(杉浦昌彦社長)」。
自ら全国の百貨店を回ったという杉浦社長は
「百貨店側から『引き続き三陽商会の商品を』と
いう声が多い」
とも話し、
全国に300以上あるバーバリーの百貨店売り場の
「跡地」
を埋める存在としても自信をのぞかせた。
もちろん、商品発表や社長発言がそのまま直近の
株高につながったとは考えにくい。
いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行
役員は
「契約終了を受けて空売りをしかけた投資家が
買い戻し、
値動きに着目した投資家が追随したため連騰を
生んだ公算が大きい」
と話す。
契約終了が伝わったのは4月下旬。
半年たって信用取引の期日が近づいたために、
買い戻しを迫られた構図だ。
それでも買い戻しだけで約1年半ぶりの高値を
つけるのは難しい。
新ブランド発表後に動意づいた背景として
「過去にないくらい健全な財務体質」
(岩田功取締役兼執行役員)
が見直された可能性がある。
実は三陽商会は09年、
英バーバリー社から日本のライセンス事業を
5年短縮された時点で契約終了のリスクを認識し、
すでに構造改革を推進していた。
本社は08年に移転した東京・港にある汐留のビル
から、
12年に撤退。
移転前に入居していた同・新宿の自社ビルに戻った。
売り場数も09年末の1933から14年上期で
1658まで削減したほか、
不振ブランドの撤退や希望退職の募集も実施し、
「一連の経費削減額は150億円にものぼった」
(岩田氏)。
これが奏功し、
前期(13年12月期)の負債資本倍率(DEレシオ)は
0.23倍とリーマン危機後で最低水準になったほか、
粗利益率も48.5%と最高益だった03年12月期
(49.8%)以来の水準を回復した。
10月末に発表した14年1~9月期連結決算でも、
高い利益率を確保している。
マッキントッシュロンドンが、
「ポスト・バーバリー」
の役割を果たせるかどうかはまだわからないし、
多くの投資家もまた確信を持っているわけでは
ない。
それでも直近の株価の堅調さをみるに、
投資家としては財務体質が健全な以上、
乗ってみたい船ではあるのかもしれない。
(記者:竹内宏介)
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・・・・・・・・・・・
数か月前、某雑誌にて、
“バーバリーからライセンス契約を切られる
三陽商会は、
果たして苦境から立ち直れるのか?”
という記事が出ていました。
どちらかと言うと
“なぜ、契約終了が見えていたのに効果的な
手を打ってこなかったのか?”
“ライセンス契約、というリスクのある商品に
頼ってきた経営上の判断ミス”
と言わんばかりの、
批判的な記事でした。
しかし、今回の記事を見る限り、
同社は
“何も手を打ってこなかった”
訳ではないようです。
勿論、前述のように、
株価高騰の理由は、
“市場の評価”
だけではないかもしれません。
だが、
“期待を込めてみている”
眼差しがあるのも事実でしょう。
最近、来期の法改正を見込み、
様々な事業者の方からご相談の連絡を
受けます。
言葉は悪いですが、或る意味、ここからが
“本気の勝負”
なのかもしれません。
我々介護事業者にとって、
“今”
というタイミングは、
三陽商会になぞらえて言うと、
「英バーバリー社から日本のライセンス
事業を5年短縮された時点で契約終了の
リスクを認識し」
ていた
“2009年”
より、
少し時間が経過した頃、
に近いのかもしれません。
このタイミングで、
何を、どのように考え、
どう実行していくか。
ここからが分かれ道になるのでしょう。
この記事を読まれて、
今の自らに投射しながら、
何かを感じた方も中にはいらっしゃる
のではないかと思います。
世の中で起こる様々な事象に対し、
感度良く、その多くを
“学び”
“考動”
に変えていける感性を持ちたいものですね。
それにしても、記念すべき400号がこんな
内容になるなんて(笑)。
なんとも、面白いものです^^
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、大阪で、
介護特化を志す会計事務所の先生方に向けた
セミナーを行います。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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