落合務さんの記事を読んで“感じ”ました。

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、知人のFACEBOOKを何気なく
見ていたところ、

“行列が出来るイタリアンレストラン”

として有名な

“ラ・ベットラ”

の落合務さんの話が載っていました。

大変長い文章だったので全部をご紹介
することは控えますが(笑)、

とても様々な気付きをいただける内容
でしたので、

今日は、皆様にその文章の抜粋を共有
させていただきたいと思います。

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イタリア各地で3年間修業して帰国し、

翌年に東京・赤坂にオープンするイタリア料理店

「グラナータ」

のシェフを任された。

35歳の時だったかな。

この店が後に繁盛して、

イタリアンのシェフとして名を知られるように
なったけど、

自分ひとりの力で一人前になれたわけじゃない。

いろいろな人に応援してもらったよ。

中でも大恩人は

「グラナータ」

のオーナーだった故・桂洋二郎さん。

桂さんは飲食店チェーンを経営していて、

傘下の「トップス」で僕が働いている時から
目をかけてくれた。

フランスへ(本場フレンチの)視察旅行に
行けたのも、

イタリアでの修業中に生活に困らなかったのも

全部桂さんのおかげなんだ。

何事に関しても

「本物を追求する」

という姿勢が徹底した人でね。

僕は彼のことが人間として大好きだった。

「グラナータ」をオープンしてお客さんが
まったくこない時期も、

桂さんは

「お前が本場で勉強してきた味を変えちゃダメだ」

と励ましてくれたよ。

でも、アルデンテのパスタを硬いと怒られるような
時代でしょ。

100席ほどの店に10人しかお客さんが来ないと
いう日々が数カ月続いて、

こっちはすっかり弱気になってね。

「やっぱり日本人好みにアレンジした料理を
出さないと、お客さんが入らないですよ。

昨日なんて10人しか来なかったんですから」

とこぼしたら、

諭されたんだ。

「お客さんが来ないって言うけど、

昨日の夜は10人来たんだろう?

お前は来てくれたお客さんをちゃんと満足させて
帰したのか?」

って。

ハッとしたね。

それまでの僕は

「たった10人しか来ない」

とボヤくばかりで、

その10人をいかに満足させるかなんて考えた
こともなかった。

ホールに出てもお客さんと会話をすることさえ
なかったんだ。

そんな姿勢で自分の料理をわかってもらえないと
嘆くなんて、

甘いよね。

反省して、そこからの行動は早かった。

接客経験なんてなかったけど、

次の日には笑顔でお客さんにメニューを説明して
いたよ(笑)。

そのうちにイタリア政府関係のあるお客さんが
常連客になってくれたんだ。

その方が店の評判を広めてくれて、

外国人のお客さんが増えたら、

日本人のお客さまの評価もガラリと変わってね。

オープンから1年半たったころには予約で
いっぱいの店になった。

ちょうどイタリア料理ブームも起きて、

それはもう忙しかった。

お客さんが「たった10人」と嘆くか、

「10人来てくれた」と感謝するかで、

店の雰囲気はガラリと変わる。

お客さんをもてなすというのはこういうこと
だと桂さんの言葉が教えてくれたんだ。

いや、本当に、自分が間違っていたなんて全然
気づかなかったもん。

立派な店舗を用意してもらって、

おいしい料理さえ作れば、黙っていてもお客さんは
来るって思ってた。

来なきゃ来ないで、

「小さい店にしたいと言ったのに、桂さんがでかい店を
作るからダメなんだ」

なんてお門違いなことを考えたりして(笑)。

自分なりに一生懸命やってはいたけど、

生意気だったよね。

それだけに、あの時素直に自分を変えられて、

本当に良かったと思うよ。

(中略)

独立して

「ラ・ベットラ」

をオープンしたのは、もうすぐ50歳という時。

桂さんの3回忌を迎えた後だった。

お客さんには申し訳ない話なんだけど、

僕は桂さんを喜ばせたり、

驚かせたくて仕事をしていたところがあった
から、

彼が亡くなって

「俺の役目は終わった」

なんて思ってしまってね。

当時は「グラナータ」が高級レストランに成長
して、

僕も親会社の重役になり、

現場から離れがちだったのもさみしくてさ。

気楽な食堂みたいな店をやって、

厨房に立ちたかったんだ。

あとは、口はばったいけど、

庶民的な価格の料理を出して、

せっかく日本で知られるようになったイタリア
料理を根づかせたいという気持ちもあった。

でも、難しくは考えてなかったよ。

「ラ・ベットラ」は銀座のはずれにあるから、

店に行列ができるようになってからは

「『隠れ家』効果を狙った立地ですね」

と言われたけど、

お金がなかっただけだしね(笑)。

当時のイタリア料理店では珍しかったプリフィックス
コース(メニューを自分で選べる定額のコース料理)を
取り入れて

「お値打ち」

と話題になったけど、

戦略があったわけじゃない。

お客さんに不便な立地まで来てもらうんだから、

満足してもらうにはどうすればいいかを考えただけ。

繁盛したのは、結果にすぎないんだよ。

(中略)

まあ、あんまり「頑張ります」なんて言わなくて
いいけど、

一生懸命やりなさいということですよね。

言い古されたことかもしれないけど、

やっぱり真面目に前向きに、

ちょっと我慢もして。

それはいつの世界でも間違ってないと思うんだ。

成功の秘策なんてない。

あったとしても、それが通用するのは一瞬だよ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・・・・

如何でしょうか?

私からのコメントは差し控えさせていただき
ますので、

皆様、思い思いに

“感じて”

いただければと思います^^

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は名古屋でセミナー。

終了後、大阪へ移動です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


今日の内容はこちらから引用させていただき
ました

http://news.livedoor.com/article/detail/7494640/


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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