——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
また、もし宜しければ、是非、メルマガの読者様をご紹介下さい!
真面目で一生懸命な医療・介護事業者様や、介護に携わる
方々との輪を拡げていくことが出来ればとても嬉しく思います。
読者登録は、こちらのURLから可能です。
↓
http://cb-tag.net/melma_regist.php
——————————————————————–
おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、何度も読み返している本、
“世界を変えるビジネス”
を再読していた際、
ページを折り返しつつ、
完全に頭から抜け落ちていた、
世界的な物流会社であるUPSの、
とあるエピソードに目が留まりました。
前CEOであったマイク・エスキュー
氏が、
“顧客からもらった手紙”
ということで公開されていた内容.
今日・明日のメルマガではその
エピソード、
及び、そのエピソードを支える同社の
取り組みについてご紹介させていただき
ます。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1982年の11月初旬、
私たち夫婦は二人目の子供に恵まれました。
息子のニコラスです。
二日間ほど寝ていなかったこともあり、
私は一度家に帰って犬に餌をやり、
少し休もうと思いました。
20分ほど眠った頃に、電話が鳴りました。
妻からでした。
妻は医師から息子が少しおかしいと告げられ、
取り乱していました。
医師によると、
息子はおそらくダウン症候群であり、
最初の所見では、
専門介護がずっと必要な状態になる可能性が
高い、
ということでした。
私はこのことを聞いたとき、
まさにお腹を殴られたような気持ちに
なりました。
そのとき、家のベルが鳴りました。
初めてみるUPSのドライバーでした。
彼女は私の顔をみるなり、
「どうかしましたか?何かあったのですか?」
と尋ねました。
妻から聞いたことを話すと、
彼女は玄関先に出てきてくださいと
言いました。
話したいことがあるというのです。
およそ30分は話したと思います。
彼女のはニューヨークにいる頃、
ニコラスのような子供たちと一緒に
働いていたというのです。
そして彼女は、
「大丈夫ですよ。
すべてうまく行きますよ」
と私を安心させてくれました。
それから娘のマリアや他の家族に、
このことをどのように伝えればいいのかと
いうことも、
教えてくれました。
ずいぶん気持ちが落ち着いた私は、
彼女にこう言いました。
「話したいと思ったときに話せる時間が
あるなんて、
素晴らしいお仕事ですね」
すると彼女はこう言いました。
「私はただあなたと一緒にランチを
とっただけですよ」
奇妙なことに、
彼女と会ったのはそれが最初で最後でした。
私は彼女の事を
“UPSの天使”
と呼んで、あのこときのことを心から
感謝しています。
ニコラスは今では21歳になり、
私たち家族を楽しませてくれています。
ハンサムで健康的で、
強い息子です。
ひとを惹きつける彼の人柄に、
多くの人が魅了されます。
あのときの医師は間違っていました。
UPSの天使が正しかったのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・
とても素晴らしいエピソード
ですよね。
直接現場でご利用者やご家族に触れあう
職員の方々が、
こんな姿勢で仕事にあたることが出来れば、
どんなに素晴らしい会社になるでしょう。
ちなみに、同社では、
このような気持ちで仕事に取り組める社員を
育成するために、
ある、面白い研修プログラムを実施している
そうです。
その内容については、明日のメルマガでお伝え
させていただきますね^^
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は朝一で月末処理を終えた後、
山形へ向かいます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!
↓
http://www.cb-tag.co.jp/blog-harada/
——————————————————————–
原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
好評発売中!ご照会はこちらから
↓
http://www.cb-tag.co.jp/aboutus/books.php
——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
大阪市淀川区十三東1-20-3
ザ・グランドビューオオサカ1602
メール:info@cb-tag.net
URL:http://www.cb-tag.co.jp/
TEL :06-6306-6567
FAX:06-6306-6568
~Visionary CareCompany~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
します。私自身、自分が思いついたり考えたりしたものは全て先達からの
教えからヒントを得たものであり、(温故知新も含めた」知の伝承」が大変
重要だと考えておりますので。。。
ただ、メルマガ内で、私自身、他者の本や発言等から引用させていただいて
いる部分については、くれぐれもお取扱いにご注意下さいませ。
(私の解釈や意見、想い等につきましては気にせず自由にご活用下さい^^)
——————————————————————–