異業種の革新事例に学ぶ。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

最近のセミナーの中で、私は、

介護保険に頼り切っている今の状態に
不安を感じていらっしゃる経営者の皆様
に対し、

“業界を問わず、様々な企業から革新事例を
学びましょう”

ということをお伝えしつつ、

様々な事例をご紹介させていただいています。

その中で、最近、新たなネタ(笑)として
好評をいただいているのは、

大手タクシー会社である

“日本交通”

が提供しているユニークなサービス、

“陣痛タクシー”

です。

陣痛の始まった妊婦でも安心してタクシーを利用
できる環境を整えることで、

顧客満足度の向上と新たな需要の掘り起こしを
狙った 

とても参考になるサービスの革新事例です。

陣痛や出産の基礎知識を持つ乗務員が細心の
注意を払って搬送するため、

余計なストレスを増やすことなく目的地へ
向かえる、

というのが売りになっています。

同社は、このサービスを新たに作り上げる
ために、

すべての乗務員を対象に、

“妊産婦搬送時の注意事項と対応”

と題した講習会を実施しました。

助産師の指導の下、

妊婦の緊急時に慌てず、焦らずに対応
できるよう教育し、

安全性を高めていったそうです。

また、同社には、

“キッズタクシー”

というサービスもあります。

いつもの顔なじみの乗務員が迎えに来てくれて、

ドアTOドアまで安全に送ってくれる。

チャイルドシートなどは当然の事、

子供に現金を持たせないための支払い方法の
工夫や、

ベビーカーや買い物の荷物の持ち運びなど
にも対応。

勿論、陣痛タクシー同様、

乗務員には小児MFAプログラム(※)を
受講させ、
(※)アメリカで誕生した、一般市民レベルの
小児対象応急救護手当訓練プログラム

しかもドライバーには原則、子育て経験者を
充てるそうです。

・・・・・・・・・・

如何でしょう?

こういう切り口、

私たちの業界でも、とても参考になると
思いませんか?

1つは、既存の顧客を細かく分類し、

特定ニーズに対応する

“専門サービス”

を創るという視点。

そして、もう一つは、

“陣痛タクシー”

というサービスと

“キッズタクシー”

というサービスは、

実は、生活上において連鎖性が
とても高く、

“陣痛タクシー利用→キッズタクシー
利用”

へと移行する顧客も相当数発掘できる
だろうこと、

そして、その結果、

顧客に喜ばれながら、

自社の売上拡大にも大きく貢献する仕組みを
構築している、

という視点です。

「私たちの仕事にあてはめて考えてみれば、、、」

と空想するだけでも、

何となく、アイデアが湧き上がってくる気が
しませんか(笑)?

マーケットの縮小、

競合との熾烈な生存競争等、

経営危機に直面している業界や企業は沢山
あります。

しかし、その一方で、

そんな環境に立ち向かい、

踏ん張って、

たくましく、

勝ち残っていく企業も沢山存在して
います。

こういう事例を参考に、

是非、自社の

“革新アイデア”

について、社内で話し合ってみても
面白いかも知れませんね。

私もそのような情報を、

これからも皆様にどんどん

“ぶつけて”

いきたいと思います^^

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は岡山県岡山市にてセミナー。

終了後、4日ぶりに東京へ戻ります。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
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