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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、
苦労して、
苦労して、
更に苦労して(笑)、
ギリギリまで頑張って、
何とか、自分なりの成功を勝ち取った、
と清々しい笑顔でおっしゃっていた、
ある70代の経営者の方にお話をうかがう
機会があったのですが、
その方にうかがった話の内容が、
私が以前、ある記事を読んで大変感銘を
受けた、
過去の経営者の話の本質と非常に似通って
いることに、
大きな驚きとあらためて気付きをいただく
ことが出来ました。
今日は、その時の印象そのままに、
私が思い出した過去の経営者、
現・伊藤忠と丸紅の前身となる
“伊藤忠合名”
を創業した
“伊藤忠兵衛”
氏の話を皆様にご紹介させていただき
ます。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「長い間に自分が得た商売人としての
小さな哲学は、
商人はいかなる時でも嘘を言わぬこと、
というものである。
数字なるものは非常に正直な生きもので
あるから、
一度、嘘をつくと何倍かになって暴れ出す」
大正9年のいわゆる
“大反動不況”
の折のこと。
当時、大阪の繊維商社だった伊藤忠合名は、
取引先企業の相次ぐ倒産により、
今に換算すると、
2000億円にも上るような借金を背負った
といいます。
当時、まだ34歳だった伊藤氏は、
突然の不運にただ茫然とするのみ。
対策を見出せず、
考えあぐね、
眠れない日々が続きました。
そんなある日、
若い日に知り合い、
その後も彼が人生の師と仰いで師事していた
“井上準之助”
当時日銀総裁から、
次の一遍のみが示された、
ある手紙を彼は受け取りました。
“成名毎在窮苦日、敗事多因得意時”
現代風に訳すと、次のようになります。
“名を成すは常に窮苦の日に在り。
敗事の多くは得意の時による”
この言葉に衝撃を受け、
今の自らの心持ちを恥じた伊藤氏は、
“今こそ人生の勝負どころだ”
と奮い立ち、
自宅の庭の灯籠や庭石までも売却する
など、
文字通り
全財産を投げ出し、
死に物狂いで会社再建に取り組んだ、
と言います。
しかも、
自ら生計費に事欠く身でありながら、
社員の生活費を何より再優先する、
という姿勢を貫き通したそうです。
そんな伊藤氏の姿勢に打たれてのこと
だったのでしょう、
借金相手だった債権者団は、
伊藤忠合名の経営再建に全面支援を
申し出る、
という、これまた大英断を下します。
通算10年かけて経営再建を何とか実現し、
文字通り
“死に物狂いの日々”
とも呼べる10年を振り返った伊藤氏は、
前述の言葉と共に、
次の言葉も残したそうです。
“私は、ただ真一文字に進む勇気だけは
絶やさなかった。
あらゆるものを執着せずに手放した。
そこから道が拓けたのである。”
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・
あらためて、言葉の裏側に潜む、
含蓄の深さを感じませんか?
各々、直面する事象は違えども、
経営者であれば、
いや、
人間であれば、
一つや二つは、
様々な課題や悩みを抱えていることと
思います。
そんな課題や悩みにどういう姿勢で
立ち向かうのか。
そんな私たちにとって、
偉人たちの生き様は、
最高の教科書なのかもしれません。
何事からも逃げない
“胆力の強さ”、
我々経営者やリーダーにとって、
ひょっとすると今、
最も重要なものなのかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も朝から、都心で打ち合わせ&
デスクワークです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
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行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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します。私自身、自分が思いついたり考えたりしたものは全て先達からの
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