——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
——————————————————————–
こんにちは、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
今日は、
私の大事なパートナーであり、
人生の先輩であり、
大変尊敬もしている、
ある社会保険労務士の先生からうかがった
話を皆様にご紹介したいと思います。
先に一言断っておきますと、
今からお話する話には、少々不適切、
といいますか、
あまりきれいでない言葉が一つ入っている
のですが(苦笑)、
代替する言葉も見当たらず、
また、
今日の話のキーともなる言葉ですので、
敢えてそのまま使用させていただくことを
予めご容赦いただければと思います。
「先生、何でこの介護の世界には、他の業界
では通用しなさそうなダメ社員ばかりが集ま
ってるんやろか?」
溜息交じり、半分愚痴も含めて、ある顧問先の
経営者が先生に語りかけてきたそうです。
先生は頷きながら、時には一緒に苦笑いを浮かべ
ながら、
その経営者の話・愚痴を黙って聞いていました。
(我々経営者からすれば、大変ありがたい存在
ですよね)
しかし、その話の中で、経営者から発せられた、
ある一言だけはどうしても聞き流せなかった。
「先生、俺からすれば、うちの社員なんてハエ
みたいなもんですよ」
今までずっと黙って話を聞いてきた先生ですが、
この言葉を聞いて一瞬、凍り付いたそうです。
そこで、初めて先生が口を開きました。
「社長、今、何て言うたん?」
「え?いや、その、、、、」
感情も伴った先生の言葉に、つい、失言して
しまった自分自身に気が付いたのでしょう、
社長はしどろもどろになりました。
その姿を見ながら、先生は続けました。
「社長。僕は社長の大変さやストレスをよう
分かってるつもりやし、
だから社長も僕を信頼して、他では話せない
ような愚痴や本音、相談をしてくれているの
だと思ってる。
でも、今の言葉だけは、どんなにストレスが
溜まっていても使うたらアカン。
社長、社員がもしハエならば、あんたは何や?」
「・・・・・」
黙りこむ社長に、先生はキツイ、でも、或る意味、
本質とも言える言葉を投げかけます。
(この表現が少々適切さを欠く部分です、再度、
お詫び申し上げます)
「ハエは何にたかると思う?それはう○こや。
ハエみたいな社員しか集まらないのは、あんたが
う○こみたいな会社づくりしか出来ていないから
じゃないんか?
キレイな花には美しい蝶が集まる。
会社がキレイな花を咲かせれば、そこには蝶のよう
な社員が集まる。
社長が真面目で一生懸命頑張っている事も僕はよう
分かっとるし、
そんな中、愚痴りたくなる気持ちもよう分かる。
つい、口が滑った言葉だと思うし、
本心からそう思っている訳でもないことは十分
分かるけど
そんな、自分や自分の会社をおとしめる言葉を
使うたら絶対にあかん。
いろんなことが起こるけど、
諦めず、美しい蝶が集まるような、そんな会社を
つくれるように頑張ろうよ。」
・・・・
どうですか?
皆さん、ガツンと来ませんか?
正直、私はかなり来ました(苦笑)。
因果応報、という言葉があります。
適切な行いを続けていれば適切な報いがもたらされ、
不適切な行いを続けていれば、不適切な報いが
自分自身に返ってくる。
ハエのような社員が集まるか、美しい蝶のような
社員が集まるか。
全ては会社次第、そして、経営者やリーダー次第だ、
ということです。
かなり重たく、朝からブルーになった方もいらっしゃる
かもしれませんが(笑)、
逆に、それらを乗り越えた暁には、
恐らく、経営者やリーダーでないと感じることが出来ない
ような、
様々な意味での
“豊かな世界”
が待っているのかもしれません。
そんなふうに考えると、ハァっと溜息をついたと
しても、
その後にやる気が湧いてくるように思いませんか?
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今朝は、朝イチで月末処理対応を行った後、
都内で連続4件の打合せ。
有意義な1日になるよう、明るい魂で過ごし
たいと思います。
では、今日も1日、互いに頑張りましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
——————————————————————–
原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
好評発売中!ご照会はこちらから
↓
http://www.haradatadashi.com/books/
——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
大阪市淀川区十三東1-20-3
ザ・グランドビューオオサカ1602
メール:info@cb-tag.net
URL:http://cb-tag.net/
TEL :06-6306-6567
FAX:06-6306-6568
~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
します。
——————————————————————–