地元・西宮に帰って思いだした、ある著名経営者の話。

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先週末は私の地元、

兵庫県西宮市でセミナーがありました。

1995年の阪神・淡路大震災を機に実家の
移転を余儀なくされ、

泣く泣く離れた街ですが、

それでも小学校~大学生まで過ごした
西宮は私にとって、正に

“心の故郷”

であり、私の中には

“宮っ子”

としての誇りが今も根付いています(笑)。

同時に、この街に帰ってくる度、

私には、何故かふと、思いだす著名経営者の
方がいます。

学生時代に住んでいた実家のすぐ上(隣)に
偶然住まれていた方で、

いつも笑顔でニコニコ、

私たち家族の顔を見る度に

“合掌”

してくれる(笑)、

とてもやさしいお爺ちゃんがいたのですが、

そのお爺ちゃん、

新川柳作さんが日本でも指折りの経営者で
あったことを知ったのは、

私が社会人になってからのことです。
(子供の頃は“合唱のおじいちゃん”という
認識しかありませんでした(苦笑))

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

“生きるということは逃げないこと”

世界一の鞄メーカー、エース株式会社の
創業者、

新川柳作氏の言葉です。

ひょっとすると、社名をご存じない方も
いらっしゃるかもしれませんが、

今では世界中に拡がっている、

ナイロンバックやお手軽キャリーバック等を

日本発で開発・売り出したのがこの会社だ、

と聞けば、

この会社のすごさを実感していただけるのでは
ないかと思います。
(ちなみに、車輪付きスーツケースを立てて引ける
ようにした発想もこの会社のアイデアだそうです)

新川氏の言葉を続けます。

「生きるということは、逃げないことである。

逃げないということは、苦難を苦難として味わう
ことである。

苦難の体験は、小さな難事に対するに自信を、

より大きな難事に対するに気力を植え付けてくれる」

現在、隆々と経営している会社の多くが過去、

そういう時期を乗り越えてきたように、

ご多分に漏れず、エース株式会社も、

今に至るまでの道のりは正に、

“苦難の連続”

であったようで、

新川氏も、何度も過労のために倒れ、
入退院を繰り返した、

と言います。

そんな時、新川氏は、常にこの言葉を
自らに語りかけていたのかもしれません。

また、父親を2歳で亡くし、母親一人の手で
育てられた新川氏は、

こんな言葉も残しています。

「私はどんなに小さなことでも心から感謝
できる、という素晴らしい財産を、

私たち4人の子供を一人で育ててくれた
母からもらいました。

そんな中、私が常に大事にしているのは、

“こそ”

という二文字です。

お客様がいらっしゃれば“こそ”、

健康であれば“こそ”、

仕事があれば“こそ”、

皆様の後押しがあれば“こそ”、

すべて受け取り方次第で、人生もまた
変わるものです。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・

如何でしょう?

表面だけ読むとサラッとした言葉に聞こえ
ますが、

自分の心に問いかけながら読んでみると、

出来ていない自分が沢山見つかったりして、

思わず愕然としてしまいますよね(苦笑)。

こんな言葉に触れると、

これも誰だったかが私に教えてくれた、

「真理は飾り気のない、地味で普通の言葉の
奥に在る」

という言葉を思い出します。

その、何気ない、地味で普通の言葉を
どれだけ素直に捉え、

本気で意識・実践し続けることが出来るのか。

それだけで私たちの人生は、

いや、

明日ですらも大きく変わるのかもしれません。

最後に、私の心の中に残った同氏のもう一つの
言葉をご紹介して、

本日のメルマガを終わりたいと思います。

「仕事を金儲けの手段ぐらいに考えているのは、
本気になって仕事に打ち込んでいないからである。

仕事をするということは、生きるということだ。

悔いなく生きたと、満足をもって人生を終わる
ためには、

悔いのない仕事をしてゆくしかない。」

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、午前中は大阪オフィスで打ち合わせ。

午後から在宅介護協会近畿支部にて、

“介護保険改正下における人材活用について”

というテーマでセミナー講師を務めます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

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幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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