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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、とある方との会食が終わった
深夜0時頃、
大阪・梅田の街を独り、歩いていました。
最近の梅田界隈は、
数年前には誰も想像できなかったであろう
ぐらいの、
大きな変貌を遂げつつあります。
あぁ、大阪もどんどん
“大都会”
になっていくんだなぁ、
と少々感慨深く、
少々寂しく(笑)思いながら歩いて
いたところ、
その変貌ぶりにはどう見ても不釣合な(笑)、
昔ながらの定食屋さんが残っていることに
気が付きました。
実は私、コンサルティング会社に勤めていた頃、
今から約10年ほど前ですが、
この定食業態を全国に広げるお手伝いをして
いたことがあり、
その業態の
“原点”
のようなお店の一つ、
ということで、
梅田駅の近くにあるこのお店にも、
毎週のように足を運んでいたことが
ありました。
その会社が、この店を自社の事業の
“原点”
の一つに位置付けていた理由は幾つか
ありますが、
中でも、
このお店の店長(確か当時60代中盤)を
務めていた
“原田さん(偶然にも同姓)”
が醸し出す、
人を包み込むような何とも言えない
“やさしさ”
が滲み出るお店であったことも、
大きな理由の一つであったように私は
認識しています。
私自身、この原田さんのことが本当に
大好きで、
当時は本当によく可愛がってもらいました。
肉系ばかり注文する30代前半だった私に、
まるでおふくろのように、
“嫌いかもしれんけど、身体のこと考えたら、
野菜もしっかり食べなあかんで”
とやさしく語り掛けてくれたその顔は、
今でもはっきりと記憶に残っています。
今もまだ働いているのかな、
いや、さすがにもう無理か、
と思いながら店の前を通り過ぎた時、
私はふと、原田さんの
“凄さ”
を感じた、あるエピソードを思い出しました。
↓
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段々寒くなりつつあった、
11月中旬の平日の夜。
閉店時間(23時)を少し過ぎたぐらいの
時間に、
その店の近くを歩いていた時のことです。
何故かそのお店に電気がついているのが
遠くから見えたため、
“あれっ?”
と思い、お店に近づいていくと、
店長である原田さんが暖簾も片づけずに
独り、
ポツンと店の前で立っていました。
“こんな寒い夜に、何やってるんだろう?”
近寄った私は、原田さんに声を掛けました。
「こんばんは。」
「あぁ、原田君。仕事帰り?お疲れ様」
「はい、ありがとうございます。
原田さん、閉店時間をとうに過ぎているのに、
外で何してらっしゃるんですか?」
「いや、実はな、今日、来るって言ってた
お客さんがまだ来てへんから、
ちょっと心配で、外で待ってんねん」
え?そんなこと、よくある話じゃないの?
と思いながら、私はまた原田さんに尋ねました。
(ここからは私も関西弁です^^)
「え?今日、来るって約束してはったんですか?
まぁ、でも、仕事もあるし、急に来れへんくなる
こともあるでしょうからねぇ。。。」
「まぁねぇ。
でも、前に来てくれた時に、
何か元気ない顔してて、
“何かあったん?
なんかしんどいことがあるんやったら、
おばちゃんでよければ話しぃや。
若い頃はいろいろあるし、
元気出して、前向いて頑張らなあかんで!”
て言う話をしてたから、
何や、気になってなぁ。
もし、
ギリギリ間に合うか間に合わないか
でお店に向かってくれてたら、
閉まってるんが見えたら、
きっとがっかりするやろなぁ、
と思て。
だから、遠くからでも見えるように、
こうしてお店の前で待ってんねん」
“でも、その人だって、お店の閉店時間知ってる
だろうになぁ”
私は心の中で独り、つぶやきましたが、
原田さんはそんなこと、百も承知です。
その上で、
“今日、来るかもしれない”
と、心の声で感じていたのでしょう。
その後、私はと言えば、どうせホテルに帰るしか
なかったので、
しばらくの間、何となくおばちゃんと立ち話を続けて
いました。
すると、なんと!
驚くことに、
私がおばちゃんと話し始めて15分ぐらいが
経過した頃に、
独りの若者が、
こっちへ向かって走ってくる姿が本当に
見えたのです。
彼は遠くから
“おばちゃぁん”
と言いながら、走ってきます。
「おばちゃん、もう間に合わんと思って
今日は諦めてたけど、
ひょっとして空けててくれたん?」
「うん、だって、今日、来るって言ってたやんか。
遅くまで仕事、お疲れ様。
あったかい味噌汁、残しといたから早よ入り」
そして、私に向かって、
「原田さんも何か食べる?何やったらいまから作るよ。
一緒に待ってくれた御礼や。」
とおっしゃっていただいたのですが、
私は、その若者もいろいろ話がしたいだろうな、
と思ったので、
「いや、明日も朝早いんで、僕はもう帰ります。
おやすみなさい」
と言いつつ、感動しながら、その場をあとに
しました。
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・・・・・・・・・・・・
如何でしょう?
凄いおばちゃんだと思いませんか?
普通、独りのお客様のために、
閉店時間を過ぎてまで店を開けて待つなんて
こと、
しませんよね(笑)?
いつも思っていたのですが、
このおばちゃん(原田さん)は、日々、
“頭”
ではなく、
“心”
で仕事をしていたのだと思います。
最近がどうなのかはよく分かりませんが、
少なくとも私が関わっていた当時は、
何百店舗もある梅田地区のお店の中で、
“この店が大好きだから、わざわざ足を
運ぶ”
というお客様が後を絶えませんでした。
うまくは言えないのですが、
何となく、私たちの仕事にも通じるものが
あるように思いませんか?
うまくまとめようとすると、
やたら言葉が多くなりそうな気がするし、
言葉が空転して、どんどん本質から離れていく
気もするので(笑)、
今日はここで止めさせていただきたいと思います
是非、皆様、一人一人の感性で、
何かを
“感じて”
いただければ嬉しく思います。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も都心で打ち合わせ&デスクワークです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
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