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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、介護事業所を複数展開している
経営者と意見交換している時に、
その方の考え方をうかがいながら、
とある著名な経営者の話を思い出して
いました。
「最も優れた人材を求め、
彼らが普通以上に、それこそ時には
自分の能力の限界だと考えている線を
越えるほどの奮励することを期待するなら、
彼らの報酬もそれに比例しなくては
ならない。
それがきちんと組織された企業の
バランス感覚というものだ」
元ITT(International Telephone and Telegraph)
の社長兼最高経営責任者で、
1959年の就任以来、
“14年半連続増益”
というアメリカ企業史上空前の記録を
打ち立てた
“凄腕”
“敏腕”
経営者、(故)ハロルド・シドニー・
ジェニーン氏の言葉です。
そして、
このジェニーン氏の言葉に影響を受け、
社内の仕組みを整備した、
とおっしゃっているのが、
皆様もご存知、ユニクロを世界展開する
ファーストリテイリング社の柳井正氏です。
ファーストリテイリング社では、
売上高が1000億円を超えた1999年に、
店長の仕事を全うすれば、
本部にいるよりも高収入を得られる
“スーパースター店長制度”
を導入しています。
「チェーンストア理論では、
店長は出世のステップにすぎず、
店長の次はスーパーバイザー、
ブロックリーダー、本部、
というように、
出世の階段を上がっていきます。
しかし、それじゃあまるで官僚システム
でしょう?
店長を生涯の職として極めることなど
できないし、
自己実現につながっていきませんよね。
スーパースター店長制度を設けたのも
店長の見本を示したかったからです。
店舗と本部は双方向の関係性にあり、
対等です。
むしろ商売の場面では、店舗が主役で
本部がサポート役にならなければいけないと
思います(柳井氏)」
業界を問わず、一般的に“店長職”は、
本部スタッフに昇格するための登竜門的な
位置づけになっていることが多いですが、
店長でいることが最終目標でありうるように、
同社では理論上、
3000万円を超える年収も可能になるよう、
成果主義の報酬体系に組織改革したそうです。
勿論、1店舗の売り上げが介護とは規模が違う
ことを含め、
一概に比較することは出来ないかも
しれませんが、
“事業拡大≒事業の横展開≒管理者人財の育成”
に悩む多くの介護事業者にとって、
このコンセプトやスタンスは大変参考に
なるのではないかと思います。
以前のメルマガで、
「社員のモチベーションアップは目的では
なく、あくまで結果である」
「経営者が自社の軸をぶらさず、
“働きがいがある組織”
“やりがいがある組織“
をつくることを目標に据え、賢明に努力して
いれば、
社員のモチベーションは意識せずとも自然に
上がっているはずだ」
という内容のお話をさせていただきました。
ファーストリテイリング社のこの事例、
上記に通じる話であることを含め、
我々経営者やリーダーに少なからず気付きを
与えてくれるものだと思いませんか?
事業拡大を目論む経営者の皆様は、
参考意見として心に留めておいても
悪くないかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は終日、都心でデスクワーク&打合せ
です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
します。
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