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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
最近のセミナー
“介護保険法改正 徹底解説と対策”
では、約2.5時間の講演時間の中で、
約1.5時間を法改正解説に、
残り約1時間を今後の対策に充てて話を
進めていますが、
正直なところ、自分自身としては、
“対策”
についてお話している時間の方が断然
楽しく(笑)、
今後は解説の時間を極力短くして
(もしくは無しにして)
“対策”
だけで全時間を費やすようなセミナーも
行っていきたいと思っています。
勿論、
あぁすべき、こうすべき、
というような、
“べき論”
“教科書論”
の羅列ではなく、
同じ立場の介護経営者として、
(しかも、最も厳しい窮地に立たされる
であろう小規模デイ事業経営者として^^)
加えて、様々な業種・業界に関わり、
ご支援をさせていただいてきた経験を
持つコンサルタントとして、
今後の経営のヒントになるような情報・
事例を時間中発信し続ける、
そんなセミナーを行いたいのです。
ともあれ、現時点では解説の要望も多い
ため、
上記のような時間構成で行う事が多い
のですが、
そんな中、対策を語る際、
真っ先にお話させていただいているのが、
“誰に、どんな価値を提供するかを明確に
していますか?”
“誰の、どんな悩みを解決するかを明確に
していますか?”
という視点です。
適切かどうかは別にして、
そのパートでは、例えば
“富裕層に特化したデイサービス”
やその他の事例をお話させていただくの
ですが、
正に、
この切り口の事例として面白いであろう
情報を、
とある方からいただきましたので、
皆様にもシェアさせていただきたいと
思います。
5月27日付の沖縄タイムスからの抜粋です。
↓
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自宅にこもりがちな男性高齢者の生きがいや
健康づくりに役立てようと、
南風原町の兼城自治会で男性限定のミニデイ
サービス
“男塾”
が始まった。
日ごろのミニデイはほぼ女性しか集まらない
ため、
男性だけなら参加しやすくなるとみて、
町社会福祉協議会と同自治会が企画。
初回の20日は、63~86歳の高齢者17人が
集まり、
囲碁やレクリエーションを楽しんだ。
初参加が10人に上り、
次回は料理や三線を習いたいと意欲をみせる
など好評だ。
兼城公民館では毎週、介護予防を兼ねたミニ
デイを開いているが、
約20人の参加者のうち男性は毎回1人程度。
レクリエーションの種類を増やしても状況は
変わらず、
月1回、男塾を開くことにした。
9月まで試行し、
参加者の意見も聞いて継続を検討する。
初回は、参加者全員でラジオ体操に取り組んだ後、
リンゴの皮むきのように新聞紙を手で裂き、
細長い一本の紙をつくるレクリエーションを
実施。
音楽に乗せて町社協の女性職員が踊りだすと、
参加者から笑みがこぼれた。
集落内の放送を聞いて参加した城間富助さん(78)は、
「周りの人がやるのを見ても、自分が遊んでも
楽しい」
と充実した様子。
参加者は思い思いにレクや囲碁を楽しみ、
血圧を測定した。
町社協レク・ワーカーの宮城利枝子さんは、
見掛けたことのない高齢者が多数参加した
ことに手応え。
「開催して良かった。
男性が集まる場を続けることが、健康づくりに
つながる」
と期待する。
県社会福祉協議会によると、男性限定のミニデイは
大宜味村社協に続き2例目とみられる。
3年前から塩屋公民館で男性だけの運動教室を
月1回開き、
転倒防止の体操を約10人が学んでいる。
当初はにこりともしない参加者もいたが、
いまでは仲良く食事に出掛けるほどで、
生きがいづくりに役立っているという。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・
男性専門のデイサービス。
多くの事業者がイメージしながらも実行に
移せていない、
非常に思い切ったアイデアですよね。
また、ネットで
“デイサービス 男性専門”
と調べると、
“夢楽志村坂下
という、東京の事業所がヒットします。
そのHPには、こんな言葉が書かれて
いました。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
デイサービスは、
男性にとっても女性にとっても大切な
“居場所”
となっています。
ただ、見守られているだけでは
なく、
食生活や機能訓練など、
生活を通じての健康的な生活を支援する
場でもあります。
ただ、男性の居場所と女性の居場所、
男女の居場所は、
世代を問わず、必ずしも同一では
ありません。
私たち
“夢楽”
は、志村坂下に、男性の居場所として
男性らしい
“楽しみ”
“くつろぎ”
“生きがい”
“つながり”
“食”
を提供していきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
繰り返しになりますが、
いいか悪いか、
好きか嫌いかは別にして(笑)、
提供価値としては非常に分かりやすい
ですよね。
“価値を絞り込むと、お客様が減るのでは?”
と心配される方もいらっしゃいますが、
そのようなご意見をいただく度に、
私は次のようにお応えします。
“現状のまま、ただ漠然と運営する方が、
よほどリスクが高いと思いませんか?”
法改正の情報が吹き荒れ、
未来への不安が渦巻く介護業界ですが、
それでも、経営の
“原理原則”
は何も変わりません。
今こそ足場をガッチリ固め、
先ずは自社の、自社しか出来ない
“提供価値”
について、しっかりと考えてみるのも
悪くないかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝9時から始まり、午前中は
都心で2件の打ち合わせ。
午後は千葉でセミナーを行い、
夜は、新たな価値提供を模索するため(笑)、
高校時代からの友人と会食です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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TEL :06-6306-6567
FAX:06-6306-6568
~Visionary CareCompany~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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