コミュニケーションで大事にすべきこと。

——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。

また、もし宜しければ、是非、メルマガの読者様をご紹介下さい!

真面目で一生懸命な医療・介護事業者様や、介護に携わる
方々との輪を拡げていくことが出来ればとても嬉しく思います。
読者登録は、こちらのURLから可能です。

http://cb-tag.net/melma_regist.php
——————————————————————–
おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、介護事業を営む某社の管理者の
方とお話している時に、

少し感じるところがあり、

以前もこのメルマガでお話したことが
ある、

とあるエピソードをご紹介させて
いただきました。

私自身、初めて購入してから10年以上、

事あるごとに読み返している本、

“7つの習慣”

に書かれていた話です。

さて、情景を頭の中に浮かべながら
考えてみていただきたいと思います。

皆さんは今、電車の中にいて、
皆さんの乗っている車輛で、子供が
走り回って大騒ぎしています。

始めは

「子供はかわいいわね」

と思い、その光景を微笑ましく、
目を細めながら見つめていますが、

度を超す子供の振る舞いと騒がしさに、
段々と苛立ちが生まれてきています。

一方、その子供たちの親と言えば、
父親が目をつぶり、腕を組みながら、
ジーッとして動かない状態。

母親の姿は見えません。

さて、皆さんは、この非常識とも
想える父親に対し、何と声をかけるで
しょうか?

この話、

過去、様々な会社の社員研修を担当
した時に、

参加者に対して私がよく投げかけた
質問の1つです。

過去の経験からすると、

「あなたの子供が周囲の迷惑になって
いますよ。

父親として、黙らずに子供に注意すべき
ではないですか?」

という趣旨の言葉をこの父親に投げ
かける、

という方が大半です。

極めて当然・常識的であり、

大変納得感のある答だと思います。

しかし、そのような言葉を投げかけた後、

この父親が、次のような発言をしたとしたら、
皆さんはどんな気持ちになるでしょうか?

「あぁ、ご迷惑をおかけしていて大変申し訳
ございません。

子供の振る舞いに全く気が付いていません
でした。

今、直ぐに注意して静かにさせます。

実は、数か月間、入院していたこの子達の
母親が今朝、

突然病状が悪化し、亡くなったとの一報が
先ほど病院から入りました。

今、病院に向かっている途中なのですが、

この子供達は、数か月ぶりに母親に会えると
思い、

嬉しくて大はしゃぎしてしまっていた
ようです。

私はと言えば、あまりの突然の出来事に、

夫として、もしくは父親として、

この事態にどのように臨めばいいのか
分からず、

頭の中が混乱してしまっていました。

私はこの先、この幼い子供たちを抱えて、

どうしていけばいいのでしょうか。。。。
(再度頭を抱えてしまう)」

・・・・・・・・・・

如何でしょうか?

電車の中で騒がしくしている状態を
ストップしてもらいたい、

という想いは変わらないものの、

恐らく、この父親と子供達が置かれて
いる環境に対し、

先ほどとは全く見方が変わってくるの
ではないでしょうか?

上記の事例はあまりにも極端かも
しれませんが、

結局、その人が抱えている現実・本当の
状態は、

その本人にしか分からないのかもしれません。

コミュニケーションの原点は、相手の事を
理解することから始まることは言うまでも
ありません。

しかし、相手を理解しようと努める前に、

自らの思い込みによる一方的な感情ばかりを
ぶつけてしまい、

結果、ギクシャクした関係が生まれてしまう、

というなんてことは、

日々の仕事の中でもよく起こる話です。

そんな時は頭をクールダウンしながら、

“何故、相手はこんな状態に陥っているのか”

“相手に何が起こっているのか”

を先ず見つめ、

確認することが重要ではないかと思います。

そこからコミュニケーションを組み立てて
いけば、

また新たな人間関係が生まれるかもしれません。

是非一度、それらの視点に基づいて、

自身の周囲を見渡してみてもいいかも
しれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝一に新大阪駅にて打ち合わせを
行った後、

和歌山へ移動し、セミナーを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!

http://www.cb-tag.co.jp/blog-harada/
——————————————————————–
原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

好評発売中!ご照会はこちらから

http://www.haradatadashi.com/books/
——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)

◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
大阪市淀川区十三東1-20-3 
ザ・グランドビューオオサカ1602

メール:info@cb-tag.net
URL:http://cb-tag.net/
TEL :06-6306-6567 
FAX:06-6306-6568     
           ~Visionary Care Company~

社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
 します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
 と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
 します。
——————————————————————–