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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、学生時代の友人から、
大変興味深いニュースを共有してもらい
ました。
私自身、非常に深い気付きを得たの
ですが、
是非、皆様にも私と同様、
“感じて”
いただきたい、
と思いましたので(笑)、
今日と来週月曜日の2回に分けて、
その内容を抜粋して共有させて
いただきます。
先ず1回目の今日は、
“人生のKPI”
という話です。
(KPIの意味は後述されていますので、
そちらをお読み下さい)
※記事のネタ元は2回目のメルマガを送る
月曜日にお知らせしますね^^
とある有名経営大学院の授業の1シーンです。
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ストラテジー(戦略)の授業の教授は、
大手自動車メーカーの重役まで上り詰め、
数千億円規模の新事業を立ち上げた経歴の
持ち主だ。
授業では、1学期を通じてフレームワークを
用いながら、
企業の置かれている状況や取るべき戦略を
議論する。
その中の理論のひとつに、
何を
“KPI(Key Performance Indicator: 評価指標)”
に定義するかが、企業の進む方向性を自然と
決めていく、
というものがあったのだが、
最後の授業では、
教授はその理論を人生に当てはめて語った。
「人生で最も誇りに感じている功績はこれだ」
と言って、教授は1枚の写真を見せた。
それは息子の結婚式の写真で、
息子夫婦、娘夫婦、
そして結婚35年目になる教授夫婦が写って
いた。
そして、
「この家族こそが、自身の人生最大の
功績だ」
と言った。
しかし、そのことに気づいたのには
きっかけがあった。
教授は言う。
「私が大手自動車メーカーで働き始めた頃、
ワーカホリックな上司と働いたことがあった。
この上司は、毎朝、誰よりも早く出社し、
誰よりも遅く帰宅した。
帰宅してからも仕事を続け、
夜中や休日にもかかわらずいつでも
電話がかかってきた。
一生懸命働いた分、
この上司は次々と昇進していった。
しかし、40代の若さでがんを患い、
あっという間に亡くなってしまった。
上司の葬式で、まだ幼い上司の娘の姿を
見た。
娘は、棺にお父さんがいちばん大切だと
思うものをそっと入れようとしていた。
娘が棺に入れたのは、
上司が肌身離さず持ち歩いていた黒い
ブリーフケースだった。
まだ幼い娘には、
お父さんのいちばん大切なものは
“仕事”
に映ったのだ。
私はこの光景を見て、自分自身を振り返った。
自分も働くことに一生懸命で、
家族を顧みていないのではないか。
今自分が死んだら、
子供たちはどんな父親の姿を思い出す
のだろうか。
そして、その日から心を改め、
自分の人生を
“仕事”
ではなく、
“幸せな家族”
で測ることに決めた。
それ以来、つねに家族を第一に
考えた。
だから、私の人生の最大の功績は、
幸せな家族を築き上げたことなのだ」
教授は次のように締めくくった。
「君たちの人生、何を目指したって
いい。
ただ、後になって後悔することのない
よう、
自分の人生のモノサシをしっかり持ちなさい。
そして世間がどんなに富や名声であなたを
評価しようとしても、
自分の人生は自分のモノサシで測るように
しなさい」
スタンディングオベーションの拍手は
いつまで鳴りやまず、
涙する生徒もいた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・・
如何でしょうか?
こんな授業、受けたいですよね^^
確かに、その本人の幸せは、
その本人が決めるものであり、
他人が測れるものではありません。
ひょっとすると、
あくまでひょっとするとですが、
この亡くなった元上司にとっては、
例え40台で亡くなったとしても、
“幸せな結末”
だったのかもしれません。
もしくは、
“仕事一筋”
に見えたとしても、
“将来、家族と幸せに暮らすために、
今、一生懸命頑張る”
という
“道半ば”
だったに過ぎず、
その意味では、
“ワーカホリック(仕事中毒)”
という訳ではなかったのかも
しれません。
人の幸せは本当に人それぞれであり、
それを決めるのは自分自身です。
また、これは、個人だけではなく、
企業・組織にもあてはまるのかも
しれません。
皆様の会社の
“幸せ”
って、一体何なのでしょう?
その実現のために、経営者の方は
勿論、
組織全体・会社全体が一丸となって進んで
いますでしょうか?
昨日、2015年法改正案が衆議院を通過した、
このタイミングだからこそ、
個人として、
組織として、
そんな視点で、
あらためて我が身を見つめ直してみても
いいかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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