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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
4月に入り、
街には慣れないスーツを着た
新入社員が溢れ返っていますね。
とてもフレッシュな雰囲気が流れ、
見ている私も何だか清々しい気持ちに
なってきますが、
その他方では、
入社早々、1か月も経たない中で、
既に退職意向が出て困っている、
という話もそこかしこで出ている
ようです。
実はつい先日、
新卒採用をしている、ある社会福祉法人
の事務長からも同じ悩みを聞きました。
新入社員、中途社員を問わず、
特に未経験で業界に飛び込んできた
方々は、
介護現場の大変なところ、しんどいところ
ばかりが目につき、
早々に気持ちが折れてしまう人も
少なくないようです。
事務長は、溜息交じりに、次のように
おっしゃいました。
「そんな彼らに、どういう声掛けを
すれば良いのでしょうか?」
正直言って、私自身も
“こう言えばいい”
“こう言えば心が変わる”
というような、
ノウハウ的な模範解答を持っている
訳ではありません(苦笑)。
しかし、これも脳の力なのでしょうか、
そんなことをぼんやり考えていた折、
知人のサイトを見ていると、
とても気付きのある文章が目に飛び込んで
きました。
その内容がとても良く、
かつ、先ほどの事務長のような悩みに
対し、一つの
“答”
の方向性を示してくれているようにも
思いましたので、
今日と明日は、その内容を皆様に共有
させていただきたいと思います。
経営者の方は経営者の立場として、
リーダーの方はリーダーの立場として、
そして、
社員として頑張っている方はその立場と
して、
各々、感じていただくことが出来る内容
だと思います。
某就職支援サイトにアップされていた、
とある大手量販店の人事担当者の呟き。
それではどうぞ、お読みください。
(量が多くなるため、今回も、今日と明日の
2回に分けてお伝えさせていただきます)
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新入社員が退職した。
入社してわずか10日。
「この会社は自分に合わないと感じた」
というのが退職理由。
あまりにも漠然とした理由なので、
具体的になにがどう合わないと感じたのか
尋ねてみた。
すると。
「販売はアルバイトの延長のような仕事。
ずっと続けていく気にならないし、自分に
向かない」
とのことだった。
当社では、2週間の新入社員研修期間中に
売場での販売実習を数日行なう。
講義とロールプレイングで学んだ接客応対
技術を、
実際に売場で体験するのが目的だ。
その実習の結果、
新入社員のKさんは
“自分に合わない”
と思ったそうだ。
辞めてどうするのか、
Kさんに聞いてみた。
「公務員を目指します。」
まただ。
採用や研修を担当していると、
毎年必ずこういう若者と遭遇する。
「安定していて、楽そうだから」
という、
かつての私と同じ発想。
いや、決めつけるのはよくない。
公務員(地方上級とのことだった)を
目指す、
彼なりの確固たる理由があるのかもしれない。
「公務員になりたいのは、なぜ?」
「地域の人たちに貢献したいからです。」
「地域の人に貢献というと、具体的には
どういうことをしたいの?」
「・・・市役所の窓口で、住民の相談に
乗ったりとか・・・」
「○○○○○○○の店でお客様の相談に乗る
のはアルバイトの延長にすぎないと思うのに、
市役所で住民の相談に乗るのはやりがいが
あると思うんだね。
それはどうして?」
「・・・いや、その・・・民間とは違う、
というか・・・」
ああ、やっぱり。
“安定”
“楽そう”
公務員志望シンドロームだ。
その発想が悪いとは言わない。
しかし、それだけでは信念を持って
公務員を目指している人たちとの選考で
勝ち残るのは難しい。
また、仮に公務員になれたとしても、
決して幸せにはなれない。
残念ながら、Kさんに当社での仕事を
続ける気はないようだったので、
慰留は諦めた。
しかし、わずか10日とはいえ、
同じ会社で勤めた仲間である。
不幸にはなってほしくない。
Kさんには迷惑だったかもしれないが、
私なりの
“働いて幸せ”
という状態を実現するための考え方を
伝えることにした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・
今日はここまでとさせていただきます(笑)。
如何でしょう?
もし皆さんがこの人事担当者の役割だと
するならば、
どのようにKさんに伝えますでしょうか?
時間のある方は、是非、自分なりのアイデアを
頭でイメージしながら、
明日のメルマガを読まれることをおススメします。
(その方が納得感が高いと思いますので^^)
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は約2年ぶりに、岩手県盛岡市で
セミナー。
その後、盛岡のパートナーの先生と
会食の後、
秋田市へ向かいます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
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~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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