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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
2月に報道されて以降、
この話題に触れよう、触れよう、と
思いつつ、
時間が過ぎてしまいました(笑)。
スターバックス社の話です。
ご存知の方も多いと思いますが、
同社は、今年の4月から、
全国で約800人いた契約社員を
全て、
正社員に切り替えました。
既存の正社員は元々1,800名ほど
在籍していたそうなので、
1,800+800=2,600名。
今までに比べ、正社員が何と約4割も
増加したことになります。
・・・・・・・・・
これ、凄い判断ですよね(笑)。
飲食事業においても、
介護事業においても、
多くの企業が生き残りをかけて
“人件費カット”
に着手する中、
スターバックス社は、敢えて
“逆”
の選択をしました。
ちなみに、同社に言わせると、
この決断は、
“ビジネスの成長に向けた戦略的投資”
なんだそうです。
昨年、全国1,000店舗体制が整った同社
ですが、
今後もますます、出店を加速させていく
計画を持っており、
それらを実現するためにも、
“即戦力”
の人財を積極的に囲い込んでいこう、
という意識のようですね。
(勿論、他方では、今後、外食産業の人手
不足が顕著になる、という環境予測もあるようですが)
また、少しトーンは違うような気もしますが、
ユニクロを展開するファーストリテイリング
社も、
国内のユニクロ店舗(2013年11月末856店舗)
で勤務をする、
全パート・アルバイト約3万人の半数以上に
当たる1万6000人を
“R社員(=地域限定正社員)”
化する方針を打ち出しています。。
ちなみに、本件について、同社の広報部は、
次のような見解を述べているそうです。
“景気回復で、優秀な人材の採用が難しく
なっています。
一方、仕事とプライベートのバランスを
考える風潮があり、
地元に密着している若者が増えている。
そんな状況の解決策がR社員です。
地域限定でも年金や保険、有給休暇などの
待遇は社員と同じ。
短時間勤務など柔軟な勤務スタイルを採用
します。
短期のアルバイトを新規に採用すると、
採用や研修のコストが何度もかかるが、
R社員なら一度で済む。
将来、店長になってアルバイト2、3人分の
働きをすれば、
長期的にみて人件費アップはそれほどでもない、
とみています”
・・・・・・・
如何でしょうか?
“確かに凄いと思うけど、これって、大企業だから
出来る事でしょう?”
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
(事実、その通りでしょうしね^^)
ただ、仮に同じことは出来ないにしても、
この一連の報道から、私は、とある
“学び”
を得ました。
それは、
“人財”
に対するこだわりを
“本気で”
持つことの重要性と、
そのこだわり(危機感)から生まれる
“実行”
こそが大切なのだ、
という認識です。
私を含め、介護業界の経営者で、
“人財”
の重要性に対して異論を唱える人は
ほぼ皆無でしょう。
しかし、そこに対し、どれだけ本気で
“こだわって”
いるか?
こだわっているとするならば、どれだけその
“こだわり”を
“実行”
に落とし込んでいるか?
と聞かれれば、
“ドキッ”
とされる方も、
中にはいらっしゃるのではないで
しょうか?(私も含めて^^)
誰もが頷くような
“フワッ”
とした表面上の話ではなく、
どれだけ真剣に捉えているか?
そして、
“私は真剣に捉えている”
というならば、
どれだけ
“実行”
に移しているか?
潤沢な資金がなかったとしても、
何一つ、出来ることがない、
ということは決してないはずです。
今後、今以上に好ましい人財を確保する
ことが益々難しくなるであろうことが予測
される中、
今、私たちは、一体何が出来るでしょうか?
とても重要なことだと思うので、
もし、
“まだまだ実行が足りない”
と思われた方々は、是非、一度、
あらためて時間をとって考えてみても
いいかもしれませんね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日と明日は、東京で、
介護特化を志す税理士・会計士の先生に
向けた研修を行います。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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