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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、とある他業界の大先輩経営者と
“環境適応”
“イノベーション”
について意見交換をしている時に、
その経営者の方から、
ある雑誌から転載した、という、
ワードデータをいただきました。
転載元の雑誌とは、
『戦略経営者』2011年2月号。
その中の、
前川洋一郎先生(現・大阪商業
大学大学院 特別教授)の文章に
ついて、
“とても気付きがある内容なので、
原田君も是非、読むように”
というアドバイスをいただいた訳
ですが、
その方のおっしゃる通り、
その内容はとても素晴らしく、
“是非、介護事業者の皆様にもお伝え
したい”
と思い、
今日は、その一部を皆様にもシェアさせて
いただきます。
テーマは、
“老舗企業のイノベーション”
です。
↓
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創業後100年、200年を超える歴史をもつ
老舗企業。
様々な苦難を乗り越えながら
“永続繁盛”
している老舗には、
長い時間軸のなかで連続的にイノベーションを
成功させている、
という共通点がある。
ここで言う
“イノベーション”
とは、
“技術革新(新製品の開発)”
という狭義の意味だけでなく、
“新しい経営システム”
“新しい販売方法”
までも含める。
社会に対する新しい価値創造をすることが、
企業にとってのイノベーションにほか
ならないからだ。
何世代にもわたる長期的な会社経営を続けて
いると、
どこかで
“節目”
というものが生まれる。
自然災害(地震など)、戦争、ライフスタイルの
変化、交通インフラ(鉄道、道路)の変更などの
“外的要因”
によって、従来の経営スタイルでは立ち行かなく
なるときがくるのだ。
それを
“イノベーション”
を通じて乗り切ってきたのが老舗なわけである。
例えば、和菓子の老舗として有名なあの虎屋
(創業16世紀末)だってそう。
京都で皇室御用達の菓子司としてのポジションを
確立していたが、
明治維新で天皇陛下が東京に移られるという
大きな変化に見舞われた。
このとき後を追って東京に進出するという選択
(当時の感覚で言えば海外に進出するようなもの)
をし、
新しい時代に即した商売のやり方に再構築した
からこそ、
今日の発展がある。
また、関西の奥座敷とも呼ばれる有馬温泉で最古の
歴史をもつ温泉宿・御所坊(創業1191年)は、
1995年の阪神淡路大震災によって観光客の数が半減
するという事態に遭遇した。
この危機を打開するために行ったのが、
日帰り客を呼び込むための、
“入浴とランチのセット販売”
や
“夕食なしの湯どまり”
という新サービスの提供だった。
これがヒットし、周囲の旅館も追随したことが、
有馬温泉に再び観光客を呼び寄せる大きな
起爆剤となった。
この一連の取り組みを通じて、
御所坊のブランドはさらに輝きを増すように
なった。
ピンチとチャンスはまさにコインの裏表。
京都の尾池工業(創業1876年)は刺繍糸の製造販売
からスタートしたが、
外的環境の変化に合わせて加飾材料、蒸着フィルムの
包装材料に進出し、
現在はデジカメや携帯電話に使われる特殊な電子材料を
メインに好調な経営を続ける。
このようにピンチをチャンスに変えた老舗は全国に
数多く存在する。
中小企業にとって今はまだまだ不況というピンチの
時だが、
世の中が大きく変化する時代だからこそビジネス
チャンスがあることを忘れてはならない。
そこに注目して新たなイノベーションを起こせば、
不利な状況を一気にひっくり返すことも不可能では
ないのだ。
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・・・・・・
如何でしょう?
何だか元気が出ませんか(笑)?
この文章に即して考えると、
様々な外的変化が訪れる
“これから”
こそが、我々介護事業者にとって、
“イノベーション”
を起こす、
最大のチャンス到来なのかもしれません。
そのためのヒントはどこにあるのか、、、、
私自身もしっかり考えながら、
皆様にもどんどんお伝えしていきたいと
思います。
そう考えると、なんだかこれからの変化
が楽しみですね^^
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、終日東京でデスクワーク&打合せ。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
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