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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
昨日は、
“非営利型ホールディングカンパニー”
について触れさせていただきましたが、
今日は、経済産業省が提出した
“公的保険外のサービス産業 の活性化に
向けて”
という資料について触れさせていただき
ます。
僭越ながら、私は、
“健康投資分野は、日本を背負う一大
産業になる”
ということを、ずいぶん前から確信して
いました。
(多くの人が感じていたことかもしれま
せんが^^)
実は、介護業界に特化する前は、
この分野に注力しようかな、
と考えていたぐらいです(笑)。
今回の資料によると、
新たなサービス・製品の創出のための
事業環境の整備(グレーゾーン解消等)、
をミッションとした
“事業環境WG(=ワーキンググループ)”
と、
企業、個人等の予防・疾病管理のための
健康投資の促進をミッションとした
“健康投資WG”、
そして、健康関連サービス・製品の品質の
見える化をミッションとした
“品質評価WG”
という3つのワーキンググループが走って
いるようですが、
前述の通り、
私は中でも
“健康投資WG”
の動きに大きな関心と期待を寄せています。
同WGに関する説明の資料には、
次のような説明が加えられています。
(1)
前向きな健康投資は、企業・個人に利益を
もたらす。
企業経営層が保険者と連携して効果的な
取組を進めることは、
国民医療費の削減に貢献する。
(2)
企業が従業員の健康活動を経営問題として
捉えてもらうために、
経年的変化や同業他社との比較可能な
ベンチマークを設定し、
データヘルス計画における評価指標と
連携を図る。
また、企業経営層への働きかけを積極的に
実施。
(3)
また、このような取組みを進めるためには、
従業員の健康増進に努力した企業が社会的に
評価され、
財政的にも報われるインセンティブ措置を
整備することが重要。
こうした取組みを通じて、企業・個人の健康
投資を拡大し、
医療費の抑制につなげていく。
・・・・・・・・
私はこの説明を読んで、
“Healthy Company”
という言葉をあらためて思い出しました。
以前、仕事上のお付き合いがあった、
スウェーデンのコンサルティング会社の方
から聞いたのですが、
北欧の企業には、副社長クラスが
“CHO(=Chief Health Officer)”
なる役職を兼ねており、
社員の健康管理も経営者の重要な仕事だ、
という概念が幅広く浸透しているそうです。
日本でもメンタルヘルスや健康相談などを
組織的に行っている会社もありますが、
実のところ、
この概念をあくまで
“大義”
としか捉えず、
本質的な観点から、
“ポジティブな投資”
としてとらえていない会社が大半なのでは
ないでしょうか?
また、欧米では、
“WHP(=Worksite Health and Productivity)”
即ち、
“職場の健康と生産性”
というコンセプトも確立されており、
社員の健康(身体面、メンタル面)の維持に
企業として積極的に取り組むことは、
実は、非常に割のいい投資である、
ととらえている会社も多いと聞きます。
(それらも含め、WHP(=Worksite Health
Promotion=職場における健康促進)という事業
分野も存在しているそうです)
我々介護業界としても、
この理屈はホントによく分かりますよね。
その意味でも、
”Healthy Company”
という考え方をきれいごととして捉える
のではなく、
自職場での活用、
という意味においても、
また、
コンサルティングの切り口に
おいても、
可能性あふれる事業分野として、
頭の中にしっかりと残しておく必要が
あるなぁ、
と、あらためて強く感じた内容でした。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、昨日の予定変更により、
朝の新幹線で浜松へ移動。
午後から浜松市内でセミナーを行い、
夜、最終便で金沢へ移動です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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