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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
今から約2年前。
セミナーにご参加いただいた、
ある北海道地区の介護経営者様と、
セミナー終了後に話をしていた時の
ことです。
その方は、少し話をしただけでも
その人の有能ぶりが感じ取れるような、
いわゆる
“切れ者”
敏腕経営者でした。
しかし、自らが有能であるが故に、
どうしても一般の介護職員との落差を
感じてしまうのでしょう、
職員の育成でかなり悩んでいる、
とのご相談でした。
「私に言わせれば小学生でも分かる
ようなことが、
何故、彼らには分からないんでしょうか?
先生、どう思われます?」
半分嘲笑気味、しかも呆れ顔的に、
でも、
かなり本気で悩まれている様子が、
その様子からも十分にうかがえました。
その話を聞いた時、
私は、約11年前の自分自身の経験をふと
思い出していました。。。。。。。
「なんでこいつら、こんな簡単なことが
分からないんだろう?」
「なんでこんな浅い考えをするんだろう?」
初めて部下を持った30代前半の私は、
この経営者と同様、
部下の育成に頭を悩ませていたと同時に、
部下を持つわずらわしさに少々疲れ気味に
なっていました。
そんな時、
今でも大変尊敬するある上司が、
私に衝撃的な言葉をかけてきました。
その上司は笑いながら、
「原田、その思考を変えない限り、
お前のもとで部下は一生誰も育たない。
先ず、お前の考え方を変える努力を
してみろ。」
と私にアドバイスをしてくれました。
イマイチ意味が掴めない私は、
「どういう意味ですか?」
と半分食ってかかるように聞き返し
ました。
すると、上司は、今尚、私の心に
突き刺さる、
ある一言を私に投げかけてくれたのです。
『「何でこいつら出来ないんだろう?」ではなく、
「何で俺出来るんだろう?」と考えてごらん。』
ポカンとする私に、その上司は更に言葉を
続けてくれました。
「お前だって始めから全ての事が出来た
訳ではないだろう?
自ら努力して、そしてたくさんの先輩からの
サポートがあって、
初めて出来るようになったんじゃないか?
そのことを思い出せば、
今、お前の部下はどのレベルにいて、
そこからどういうステップを踏めば成長
できるか、
という階段が見えてくるんじゃないか?
だから、自分自身に対する質問をかえて
ごらんよ。
様々な事が出来るようになっている
今の自分の位置から部下を見下ろすのではなく、
昔の自分を思い出してごらん。
そして、その上で、彼らの成長をサポート
するのが自分の役目だ、
と思えば少しはスッキリしないか?」
頭をガツンと殴られたような、
とても強い衝撃を受けた感覚は今でも
忘れることが出来ません。
言われてみれば正にその通りです。
私だって、初めから全ての事が出来た
訳ではありません。
いや、むしろ、
全てにおいて不器用な私は、
物事を理解したり習得したりする
スピードが周囲の人と比べても
遅かったような記憶があります。
そんな中、
自分なりに努力しながらも、
成長の遅い私を時には叱咤激励し、
時には温かく見守ってくれた親や先輩の
存在があったからこそ、
今の自分があるのだ、
という事に
あらためて気が付きました。
そこから私の
“人財”
に対する姿勢や見方が大きく変わった
ことは言うまでもありません。
皆さんの周囲にも、ひょっとすると、
成長が遅くてイライラするような部下が
いるのかもしれません。
そんな時、私と同じように、
「なんでこいつらこんなに出来ないんだろう?」
ではなく、
「何で俺(私)は出来るんだろう?」
と、自分自身に問いかける質問を変えてみて
下さい。
ひょっとすると、
目の前の課題をクリアーするような
新しいヒントが頭の中に浮かんでくるかも
しれません。
是非、お試しされることをおススメします。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝一番で大阪市内で打ち合わせ。
その後、兵庫県芦屋市で打ち合わせを行った
後、
午後から、介護特化会計士が集う研修に
講師として参加します。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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(介護経営総合研究所)
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~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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