ビジョンを描く際に意識すべきこと。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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※先週末のメルマガで触れさせていただいた、

リクルートグループが加速させている動き、

“HELPMAN●JAPAN”

について、一部、記載が誤って

“HRLPMAN●JAPAN”

となっている箇所がありました。

誤表記のまま配信してしまいましたこと、

お詫び申し上げますと共に、訂正させて
いただきます。

ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました!

では、本日も、宜しくお願いします!

おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

今から数年前、

とある介護事業経営者の方と

“施設ごとのビジョンをどうやって
設定するか?”

という話をしていた時のことです。

社長曰く、

「法人としてのミッションは明確に存在
しているが、

なかなかそれが各施設ごとに具体的に
落とし込まれていない。

そこで、法人ミッションに対する理解を
更に深めると共に、

“自分たちのありたい姿”

“自分たちの言葉で”

明確にするプロセスを経ることで、

組織活性化の一つの起爆剤にしたい」

とのお話でした。

このあたり、私の得意分野でも
あるため、

仕事としてサポート役をお引き受け
したのですが、

その進め方について社長と意見交換を
している時に、

“この視点は正直なかったなぁ”

と、社長がおっしゃられたポイントが
ありました。

それは、進め方のあるステップとして
入っていた、

“周囲からの期待事項を明確にする”

という視点です。

この社長は、次のようにおっしゃいました。

「言われてみて気が付いたけど、

正直なところ、

今までは、自社の想いをどう形にするか、

にばかり意識が向いており、

そこに、周囲からの期待を盛り込む、

という視点はあまり入ってなかった」

私はビジョン策定において、

或る意味、

こここそが、重要な視点だと思っています。

自社のミッションや想いは明確にある。

他方、ご利用者やご家族、

ケアマネージャーや包括、

近隣住民の方々、

はたまた様々な備品や消耗品を
納入してくれる取引会社等々、

“事業運営に関わる全ての方々”

が我々の会社に抱いている

“期待”

も存在する。

この、両方の視点を包含してビジョンを
策定することは、

その後の運用段階で、大きな力を発揮します。

会社は、社会の中で、ある役割を果たして
いく、一つの

“機能”

に過ぎません。

その

“機能”

が正しくワークすることにより、

どれだけ多くの

“関わる方々”

に喜んでいただけるか。

喜んでいただける方々が多くなれば
なるほど、

沢山の応援・力添えも加わり、

会社は益々発展していくでしょう。

恐らく、今日の内容をお読みいただいた
皆様の中には、

全く考えてこなかった訳では勿論
ないけれど、

あらためて、

その視点に基づいて深く議論したことが
社内ではなかった

という方もいらっしゃるのではないかと
思います。

介護保険の財政が益々厳しさを増す中、

“地域や関わる方々から求められる
サービスを提供する”

ということを、

“フワッ”

としたニュアンスではなく、

より真剣に自社の経営に取り込んで
いかなければならない環境に在る我々と
しては、

とても重要な視点だと思いませんか?

さて、皆様は如何でしょう?

もし、今日の内容をお読みいただいて、

“あまり意識していなかったなぁ”

とお感じになる部分が少しでもおありなら、

一度、時間をとって、

社内で話し合ってみてもいいかもしれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中に大阪から岡山へ移動し、

午後から岡山市内でセミナーです。

その後、明日のセミナー開催地、

徳島県へ移動です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

それでは、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!

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原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

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(介護経営総合研究所)

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幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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 します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
 と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
 します。
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