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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
最近、全国をまわらせていただく
“2015年法改正解説&対策セミナー”
の中で、
ご参加いただいている介護事業者様に
対し、
大きなメッセージの一つとして、
私は、次のようなことを必ずお伝え
するようにしています。
「今後、介護報酬が益々厳しくなることが
予測される中、
介護保険だけに頼らず、
保険外サービスの充実を検討する事業者が
ずいぶんと増えてきている。
しかし、
“自社が生き残るために”
“自社の利益を担保するために”
新たな保険外サービスを考える、
という発想だけでは、事業としては不足だ。
この環境変化のタイミングだからこそ、
自社の
“事業ドメイン”
をあらためて見つめ直し、
そこからどのようなサービスをつくり
あげていくか、
という視点で検討することが必要ではない
だろうか?」
このメルマガでも何度か触れている
“事業ドメイン”
という言葉。
念のため、簡単に意味を説明すると、
“自社は何業か”
“自社は事業を通じてどんな価値を
社会に提供しているか”
ということを明確に表現することです。
セミナーの場でもよくお聞きするのですが、
自社は何業ですか?という問いに対し、
多くの方々は、
“うちはデイサービスです”
“うちは訪問介護をやっています”
等々、いわゆる
“提供している商品(サービス)”
という思考の軸で回答をされます。
でも、それらは、あくまでも、
自社の想いや価値を社会に提供する
ための、1つの
“手段”
に過ぎません。
例えば、ある会社は、介護事業を
通じて、
“ご利用者の残りの人生を、笑顔
でいっぱいにすること”
が自社の本当の提供価値かもしれませんし、
もしくは、
“地域の寝たきり高齢者をゼロにすること”
が本当の提供価値なのかもしれません。
この、社会に提供したい価値、という観点
からブレイクダウンして、
自社のサービスにどのようなメニューを
付加していくか、
ということを検討or点検する視点も
必要ではないでしょうか、
ということを、前述の通り、セミナーで
毎回お話している訳ですが、
その中で、幾人かのご参加者から、
“他業界の事例でもいいので、もう少し
色んな事例を教えてもらいたい”
と言う声をいただくことがありました。
そこで、同じようにお感じになっている
方も相当数いらっしゃるのでは?
と思い、
本日は、皆様にとって、頭の体操に
なりそうな、
他業界の事業ドメイン例を5例ほど
ご紹介させていただきたいと思います。
※記載の仕方としては、
一般的な製品(サービス)の事業定義
↓
自社の提供価値による事業定義
という方式で書かせていただきます。
それでは、どうぞ、ご確認下さい。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(1) 某化粧品会社の事例
「化粧品の製造・販売をする仕事」
↓
「女性に美と希望を提供する仕事」
(2) 某鉄道会社の事例
「電車を走らせ、人や物資を運ぶ仕事」
↓
「人や物資を安全・快適に目的地まで届ける仕事」
(3) 某コピー機メーカーの事例
「コピー機の製造・販売をする仕事」
↓
「オフィスの生産性を向上させる仕事」
(4) 某エアコンメーカーの事例
「冷暖房装置を製造・販売する仕事」
↓
「事務所や家庭に快適さを提供する仕事」
(5) 某外食産業の事例
「美味しい和食を提供する仕事」
↓
「地域の健康を守る仕事」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・如何でしょう?
上段より下段の表現の方が、
事業としての広がり、
もしくは、
新たなサービスメニューが頭に浮かんで
きませんか?
極めて当たり前のことかもしれませんが、
ご利用者やご家族は、
“介護サービス”
そのものが欲しくてサービスを購入して
いる訳ではありません。
その介護サービスを選択することによって
自らが得ることが出来るであろう
“結果”
“メリット”
をイメージできるから、
もしくは、自らのストレスや悩みを軽減させる
“ソリューション(解決策)”
となり得る、
という可能性を感じるからこそ、
皆様のサービスが選ぶのです。
では、そのことを踏まえた上で、
あらためておうかがいしますが(笑)、
皆様の会社は如何でしょう?
明快に、自社の提供価値(事業ドメイン)
について、整理出来ていますでしょうか?
もし、まだ出来ていないなぁ、
とお感じになるならば、
是非、この機会に、社内で話し合って
みてもいいかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、岐阜市内にてセミナー。
終了後、ダッシュで東京に戻り、
20時頃から打ち合わせです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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