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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
昨日、
“永く存続する企業となるためには、
一体何が必要か”
というテーマについて、
他業種の経営者数人と意見交換を行った
時の話をさせていただきましたが、
もう1つ、昨日のメルマガを書きながら、
私は以前、ある方にうかがった、
とても興味深い話を思い出していました。
それは、
“リクルート社の創業経営者、
“江副浩正”
氏は、
実はかなり内向的な性格の方だった”
という内容です。
最近、少しづつ、
空気感が変わってきているような
印象を受ける事もありますが、
少なくとも江副氏が率いていた時代、
もしくは、私が就職活動を行っていた、
1990年代中盤から後半の頃の同社は、
知性を備えつつも、
バリバリの
“体育会系”
会社であった、という印象が強く残って
いました。
(あくまでも個人の勝手な印象ですが、
恐らく私と同じようなイメージの方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか)
私の周囲で同社に入社した方の多くは
“Physical Intelligence”
(体育会的雰囲気と知性を伴った人物)
という形容がピッタリくるようなタイプの
人が多く、
だからこそ、その会社のDNAの発信源でも
ある創業者の江副氏は、
さぞかしアグレッシブでパワフルな方だった
のだろう、
と思っていたのですが、
さにあらず、
江副氏をよくご存知だった方々に
言わせると、前述の通り、
“全く逆で、とても大人しく、内向的な
タイプの経営者だった”
とおっしゃるのです。
私はその話を初めて聞いた時、
俄かには信じがたい話だなぁ、
と思いつつも、
でも、もしそれが本当だとするならば、
どうしてそんな方があんな会社を創れた
んだろう?
と不思議に思いました。
すると、私にこの話をしてくれた方は、
私のこの疑問に対し、
次のように答えてくれました。
“原田さん、
江副さんは自分がそうだったからこそ、
原田さんが感じるような印象の会社を
つくろうとし、
実際につくったんですよ”
つまり、江副氏は、自らの性格を
冷静に分析し、把握理解していたが故に、
会社を盛り上げるために、
自らにはない能力や雰囲気を備えた人財を
集めようとし続けてきた、
そして、その結果、今のような会社が
出来上がった、
と言うのです。
換言すると、
自らのカリスマ性を中心に組織をつくり
あげるのではなく、
自らのカリスマ性の乏しさを明快に理解
出来ているが故に、
それでも機能・発展していける組織づくりを
目指し、
それに不可欠な人財を最大限の努力でもって
集めようと努力してきた、
とも言えるでしょう。
現在、経営者やリーダーの役職に就かれて
いる方の中には、
“組織やチームのトップには、カリスマ
性が不可欠だ”
と考え、
自らのカリスマ性の乏しさを嘆き、
“自分はトップには向いていないかも”
とお感じになっている方もいらっしゃる
かもしれません。
しかし、それが無いなら無いで、
違った組織の作り方がある、
ということを、江副さんの事例は示して
くれているのではないでしょうか。
是非、自らの性格を理解し、
自らの良さが発揮され、
自らの不足を補ってもらえるような
組織作りとはどんなものなのか?
一度、振り返り、
あらためて自分に見合った組織デザインを
考えてみる事も必要かもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も昨日に引き続き、
終日、事業所関連の業務で、
東京都府中市近辺で仕事です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
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