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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、Yahoo!ニュースを見ていた折、
興味深い企業の記事が目にふと留まりました
ので、
皆様にもシェアさせていただきたいと思います。
とある、神戸の美容院のお話です。
↓
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「介護休暇」に「育児休暇」など、企業には
さまざまな有給休暇の種類があるが、
「失恋」で会社を休めるという驚きの休暇が
存在する。
恋に破れた社員の心を癒やすための有給休暇を
用意する“粋な”心意気を持つのは、
美容院を経営する「チカラコーポレーション」
(神戸市中央区)だ。
ユニークな福利厚生の背景には、
10年以上美容師を続けることができるのは
10%に満たないともいわれる過酷な労働環境を、
根本から改善しようという社長の信念があった。
「美容院業界は、商品が美容師という客商売。
美容師が失恋してテンションが下がったまま
お客さんの前に出ても仕方がない」
神戸市内に計6店舗の美容院を経営するチカラ
コーポレーションの社員はそう打ち明ける。
同社は、平成23年10月、失恋したら年代などに
応じて有給休暇を取れる制度
「失恋休暇」
を導入した。
システムは簡単で、失恋して休暇を取りたい旨を
店長に口頭で報告すれば翌日から取得でき、
申請用の特別な書類などはない。
休暇の日数は年齢によって変わり、20代前半なら
1日、20代後半なら2日、30歳以上は3日の
取得が可能だ。
また、
“心の痛み”
度合いによって日数が加算される。
失恋休暇は離婚の場合も認めており、休暇に
1日を足せる。
休暇は連続して取ることもできれば、分けて
取るのも自由だ。
さらに取得回数に特段の制限を設けていないため、
恋多く破れることも多い人は月に何度とっても
かまわないと、手厚い。
もっとも休暇に何度もお世話になっていたのでは、
恋の行方としてはあまりありがたくないかも…
とふと思った。
他の店舗には本人が失恋休暇を取得したことは
内緒。
また、当たり前だが、失恋・離婚したとしても
休暇を申請するかどうかは本人の自由だ。
失恋休暇の発案者は、西靖晃社長だ。
同社は56人の社員のうち女性が約40人。
西社長は
「女性が多い職場なので、恋愛に対しての理解を
会社が示すために作った」
と振り返る。
ただ意外にも、これまで同社で失恋休暇を取得
したのは男性ばかりで、
20代後半2人と30代1人。
それも、3人とも離婚という。
休暇を取得した男性社員の1人は
「気分のリフレッシュだけでなく、離婚の手続きも
大変だったので、この休暇はありがたかった」
と語る。
同社は、失恋休暇以外にも社員の勤務を助ける
さまざまな試みを仕掛けている。
例えば全店舗に電子ジャーを設置し、無料で
毎日お米を炊いて食べられる
「ごはん支給サービス」。
見習い中の美容師は給料が少ないが、美容師の
はさみや練習用の人形など、
技術習得のために自腹を切らなければならない
物品があり、どうしても食費を削りがちになる。
この制度のおかげか、同社の社員が食費を削って
健康を害したということは開業以来ないとか。
他にも子供を持ち会社の忘年会や食事会に
なかなか参加できない社員のために、
社長が参加するランチ会を年3回行うシステムも
ある。
「美容業界で一番働きたい会社になることが目的だ」
同社社長は、そう力をこめる。
美容業界は華やかに見える一方、徒弟制度が色濃く
残り、
美容室の多くが個人事業として営まれている。
このため、従業員が雇用保険や社会保険に加入
していないことも多い。
また、美容師の給料を歩合制にしている美容院では、
顧客の奪い合いという問題を抱えている。
同社によると、美容学校を卒業した若者のうち、
1年以内に5割が退職するという。
西社長は自らが労働環境に苦労した体験から、
どのような仕組みがあれば美容師がやりがいを
持てるかを考え、
社員の福利厚生を多様な視点から守るシステムを
導入している。
さすが美容院。
顧客のヘアケアに劣らず、社員の待遇もケア
している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・如何でしょうか?
理美容の業界は介護業界と同じぐらい、
いや、場合によってはそれ以上の
“低賃金”
“重労働”
だと言われています。
そんな中、そのような環境に甘んじること
なく、
同社のように、自らの努力で創意工夫を
行おうとしている会社も存在します。
失恋休暇が適切かどうかは様々な見解が
あろうかと思いますが(笑)、
“美容業界で一番働きたい会社になること”
を目標に、様々なチャレンジを仕掛けている
同社の試みは、
制度や取り組みは勿論の事、
その経営姿勢そのものが、我々にとって学びに
なるかもしれません。
さて、我々は如何でしょうか?
少し時間をとって、考えてみても面白いかも
しれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は午後から鹿児島市内でセミナー。
終了後、長崎へ移動です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
上記内容はの出所はYahoo!ニュースで見た、
産経新聞です。引用なので、URLを記載して
おきますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140216-00000512-san-bus_all
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!
↓
http://www.cb-tag.co.jp/blog-harada/
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
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活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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