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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先月末、インターネットで情報収集
している時に、
“やっぱりこの会社はすごい”
とつい唸ってしまったエピソードが
ありました。
このメルマガでも何度も登場したことの
ある、
ソフトバンク社の話です。
是非、記事の内容を皆様に紹介したいのですが、
量がそこそこ多いので、
ポイントを抜粋し、
今日と明日の2回に分けてお伝えさせて
いただきます。
↓
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ソフトバンク幹部が自社の強みとして、口をそろえて
指摘するのは、
“経営判断の速さ”。
「スピード(経営)では絶対に勝つ。世界中のあらゆる
企業と比べても負ける気がしない(幹部)」
孫正義社長が
“動物園”
と表現する経営会議も、まさにそれを物語る。
何事も即断即決。
直ちに決定し、今からすぐにやれとなる。
それゆえ、会議に参加したメンバーは自分の意見を
我先に主張し、
時には孫社長が
「俺にもしゃべらせろ」
と慌てるほどだ。
ソフトバンクは孫社長の“独裁国家”のように
映るが、
経営会議では孫社長も幹部たちにやり込められる。
一般に経営会議と言えば、
取締役や役員クラスの幹部が集まって意思決定を
下す様子を思い浮かべるが、
ソフトバンクは違う。
役職に関係なく、議題に関連した分野について、
最も詳しい知識を持つ人間をすべて招集する。
一般の社員はもちろん、
社外の人間が呼ばれることも珍しくない。
ソフトバンクが2013年7月に買収した
米スプリントの幹部はその様子を見て、
“なぜ経営会議に普通の社員が参加しているのか”
と絶句したという。
しかも、参加者がどんどん増えていく。
議論の最中に不明点があれば、
「これはどうなっているんだ。分かるやつを
今すぐ呼べ」
となるからだ。
「最初は数人で始まっても気付いたら、20~30人が
会議室にひしめいている(幹部)」
調査や確認のために議案を先送りすることはない。
承認や決裁などの手続きは二の次だ。
まずは意思決定を済ませ、現場を動かす。
拙速に見えるが、
「必要最低限の人間は必ず参加しており、
後で振り返るとあの議論で十分だったとなる(同)」。
物事が即決でどんどん進んでしまうため、
集まった人間は皆、自分の意見を我先に主張する。
現場の担当者も無謀な議案と判断すれば、
全力で阻止するために立ち上がって異議を唱える。
時には、孫社長でさえボコボコに言い負かされる。
幹部たちは
「そんなことをしたら、こうなりますよ」
と営業や設備、財務など、それぞれの立場から反論して
袋叩きにする。
たまらず孫社長も
「うるさい。なんでお前たちはそうなんだ」
と捨てゼリフを吐くことがある。
議論の本気度は、議案の大小を問わない。
あるときは、4億円の案件でもめた。
4億円といえば同社にとってさほど大規模な案件
ではないが、
幹部らの怒鳴り合いとなった。
たまたま視察に訪れていた別のスプリント幹部は、
「これは芝居じゃないよな?」
と目を丸くしていたという。
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昔、私の知人もソフトバンク社に勤務していた
ことがあったのですが、
当時、彼から聞いていた話も、
上記の話と大いに被る部分が多かったことを
記憶しています。
また、ある大手メーカー出身の中堅幹部は、
同社の強みを、
「スピードが速いというよりは、期限が短いと
言ったほうがふさわしいかもしれない。
(新たな提案や問題の解決策を)『3秒後に出せ』
は大袈裟かもしれないが、
遅くてもせいぜい翌日まで。
1週間の余裕は相当に長いと感じるようになった」
とも表現しています。
とはいえ、
同社の成長の要因を、
上記エピソードから感じることが出来るような
“気合と根性に裏打ちされる、強烈なスピード経営”
だと断じるのは、
確かにそれらは重要な要素であり、
原動力であることは間違いないものの、
やや、早計感が否めません。
では、それ以外に、どのような要素が
上記の要素と組み合わさっているのか?
そちらについては、引き続き、
明日、ご紹介させていただきたいと
思います。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は朝一番の新幹線で東京へ帰京。
その後、事業所でメンバーとミーティング
です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、
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