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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
昨日、
“エンスージアム”
についてお話をさせていただき
ましたが、
その言葉から何故か脳の中が
動き出し(笑)、
このメルマガでも何度か紹介した
ことがある私の愛読漫画、
“大使閣下の料理人”
に書かれていた、ある物語を
思い出しました。
この漫画、
実話を基に話を構成している内容が
とても多いのですが、
この話が実話かどうかについては、
保証の限りではありません(笑)。
ただ、とても深い話であると共に、
この
“エンスージアム”
という言葉の本質ともリンクする話だなぁ、
と思い、
本日のメルマガで紹介させていただきたいと
思います。
そのお話は、
80年以上も毎日、同じ料理をつくりつづけて
いる、
あるフレンチビストロのおばあちゃん店主の
話です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そこは、
既に70代後半~80代の女性の方が
父親が始めた小さな店を引き継ぎ、
父親がつくりあげた
“味”
を頑なに守り続けている、
小さな小さなお店でした。
外観だけ見ると何の変哲もない、
どこにでもある、
むしろ古ぼけてあまり期待が持てそうも
ないレストランでしたが、
何故か、その店には、
世界中から有名シェフ、
もしくは、
高い才能を持った未来の
天才シェフ達がこぞって集まり、
その女性の料理を食べては、
そこから様々なことを学び、
巣立っていった、
という、
知る人ぞ知る、有名なお店でした。
そんな中、とある理由で、
この漫画の主人公であるシェフ(大沢)
とその先輩シェフ(相田)がこの店を
訪れた時のこと。
80年も変わらない仕入先から、
80年も変わらずに同じ食材を買い続け、
80年も変わらない味付け・料理を守り
続けている、
という驚愕の事実を知た先輩シェフ
(相田氏)が、
驚きのあまり、
次のような言葉をポロッと発しました。
“80年もずっと同じ味、同じ料理
をつくり続けているなんて。。。。
凄いですね、
よくそんな退屈なことが出来る
もんだ”
すると、その言葉を聞いた女性店主は、
不機嫌になるどころか、
とてもにこやかな表情で、次のように
応えました。
“退屈だなんて、私は一度も考えた
ことはないわ。
だって、毎日、新しい素材との出会いが
あるんですもの。
同じ野菜でも、日々、1つ1つ、形や
味が微妙に違っている。
そんな、同じように見えて実は毎日違う
食材との出会いに
感謝や畏敬の念を感じていれば、
毎日が楽しく、
退屈だなんて決して感じないものよ”
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・
如何でしょう?
言われてみれば、確かに言う通りなのかも
しれません。
例え同じ野菜だとしても、
形や味が微妙に異なっているものを
調和させ、
それらの食材の個性を最大限に引き出し
ながら、
80年間、毎日、同じ味、同じ料理を提供
し続けるということは、
決して日々のルーティンワークではなく、
むしろ、究極の
“創造性に富んだ仕事”
だと言えるのかもしれません。
“エンスージアム”
を感じる仕事につきたい、
と思い、様々な仕事を転々とし続ける
人と、
出会った仕事の中に
“エンスージアム”
を見出し、
そこで出会った感動や喜びを追及・
前進できる人。
どちらかが正しくて、
どちらかが間違い、
とは一概には言えないかもしれませんが、
少なくとも、後者の姿勢で仕事に向かって
いる方は、
とても充実した時間、
とても充実した人生を過ごすことが出来る
可能性が高いのではないか、
と思います。
さて、私たちは如何でしょうか?
そう考えると、この
“エンスージアム”
という言葉の後ろ側には、
とても深遠な世界が広がっているのかも
しれないなぁ、
と、私自身、ふと思った一時でした。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、朝9時から大阪で勤務する社員と
共に、
戎神社の総本社、
西宮戎神社へ初詣です。
今日ばかりは他力本願(笑)、
気合でお祈りしてきます!
その後、大阪市内で終日打ち合わせ&
デスクワークです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、
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