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介護経営エナジャイザー　原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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（※）エナジャイザー：エネルギー（energy）や活力を提供する人
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おはようございます、ＣＢ－ＴＡＧ
（シー・ビータッグ）の原田匡です。

さて、昨日、一昨日と、

“自社のこだわりをどう表現するか？”

についてお話をしてきましたが、

本日も続けます（笑）。
（安心して下さい、今日で最後です^^）

それだけ、特に私たちのような

“目に見えない”

サービスを提供している業界にとって、

“こだわりをどう表現するか？”

は重要なことなのだ、

と、是非、自問自答しながら（笑）、

本日もお付き合いいただきたいと思います。

昨日のホルスティー社はあまり企業メッセージ
っぽくない部分があり、

ひょっとすると、少しイメージが付きにくい
部分もあったのでは？

と思いましたので、今日は、もっと分かりやすく、

かの有名な

“ユニクロは、低価格をやめます”

という企業メッセージを皆様にご紹介したい
と思います。

同社は今から9年前、2004年9月27日、

全国紙2紙にデカデカと文字だけの全面広告を
載せました。

そこには、彼らの主張とこれからの決意が
しっかりと表現されていた、

と私は思います。

↓

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“ユニクロは、低価格をやめます”

ユニクロはこれまでずっと、

より上質なカジュアルを市場最低価格で
提供しようと努力してきました。

それはこれからも変わることのない、

私たちの基本的な姿勢です。

しかしその低価格であることが、

一部のお客様の

「ユニクロは安物」

という誤解につながっているのかも
しれません。

そこで私たちはこれから、

もっともっと品質を上げ、

誰もが価値を感じられる服をつくって
いこうと思うのです。

私たちは、安さだけが特長になるような
商品は決してつくりません。

ユニクロでは機能や着ごこち、風合い
などについて徹底的に検討し、

世界中を探して最高級の素材を使用し、

優秀な技術を持つスタッフによって上質な
カジュアルづくりに取り組んできました。

世界で最も質が高いと言われる内モンゴル
産のカシミヤ。

ＮＡＳＡのために開発された温度調節素材の
アウトラストを使用したフリース。

極上の風合いのためにイタリアで紡績した
メリノウール。

世界的な評価を得ている備後地方の生地を
使ったデニム。

肌ざわりの良さでは格別なヨーロッパの
生地を使ったシャツ。

世界の総生産量のわずか3％しか取れない
超長綿のＴシャツ。

高いストレッチ性とシルエットの美しさを
実現したストレッチパンツ。

これらは、私たちが世界に誇れる商品だと
自負しています。

そしてこれからはさらに努力を続け、

すべての商品を本当に価値あるものに
していきます。

これまでユニクロは、

製品の企画開発、生産管理、流通から
販売まで、

すべてを私たち自身の責任で行ない、

さまざまなコストを抑えることで販売
価格を下げてきました。

このシステムは、もちろん私たちの大切な
財産です。

ですから

「低価格をやめる」

といっても、

価格を下げる努力をやめる訳では
ありません。

まず何よりも質があり、

そして価格がある。

私たちは、あらゆる人が着ることが
できるカジュアルを、

あらゆる人にご満足いただける

“好”価格で提供していきます。
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如何でしょう？

同社の確固たる

“ポリシー”

や

“ism（イズム）”

がしっかりと伝わってきませんか？

この全面広告は大きな反響を呼び、

同社のイメージを更に一歩、前進させる
のに大きく貢献した、

と言われています。

また、この後、

徹底的なこだわりのもと、東レとの共同開発
のもとにつくられた

“ヒートテック”

等が市場を席巻し、

正に、このメッセージ通りの事業が推進
されています。

その意味では、

私たち企業と、顧客や社会との間で
最も大切なことは、

“一貫性”

に基づく

“信頼関係”

なのだ、とも言えるのかもしれません。

これからの時代、

介護業界は大きな

“激変期”

に入っていくでしょう。

そんな中、企業としては

“変わるもの”
“変えるべきもの”

もあれば、

“変わらないもの”
“変えてはいけないもの”

もあると思います。

昨日も書かせていただきましたが、

企業も私たちと同様、

“人”

です。

そんな中、

自社の想いやポリシーをどう分かりやすく
表現し、

地域に、そして、あらゆる関係者に発信
していくか？

私は、そこが激変期の中でも勝ち残る
ための重要なファクターだと思っています。

どんなに時代が変わろうとも、

顧客に選ばれる存在になれれば、間違いなく

“勝ち”

です。

３回もしつこく続けて書いた（笑）理由は、
ここにあります。

是非、皆様の頭の中で

“何か”

が動き出す一つのきっかけとなれば、
嬉しく思います。

さぁ、頑張りましょう！

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京・神奈川で打ち合わせです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか？

では、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう！

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、

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ＣＢ－ＴＡＧ（シー・ビー・タッグ）
（介護経営総合研究所）

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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社＝「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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