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介護経営エナジャイザー　原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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（※）エナジャイザー：エネルギー（energy）や活力を提供する人
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おはようございます、ＣＢ－ＴＡＧ
（シー・ビータッグ）の原田匡です。

先日、とある医療法人様と、

“自社をどうブランディングするか？”

と言うテーマについて意見交換をして
いました。

私たち人間も、法人も、

“人”

という点では同じです。

そして、（人間も法人も含めた）全ての人は、
誰もが、

“人格”

の優れた人、もしくは共感できる人とお付き合い
をしたい、

と考えています。

それらを前提にした場合、

共感につながるような、

法人としての

“人格”

をどう表現すればいいのか？

という話題に話が移る中で、

私は、ある事例を引き合いに出しました。

それは、

“THIS IS YOUR LIFE. DO WHAT YOU LOVE”
（これはあなたの人生。だから、あなたが好きな
ことを自由にしよう）

という言葉から始まるメッセージを発信し、

世界中で有名になった、

エコデザインを手がけるアメリカのベンチャー
企業、

“HOLSTEE（ホルスティー）社”

の事例です。

彼らはビジネスをスタートする際、

ビジネスプランを書く前に、

自らが大事にしたいライフスタイル、

いや、

人生そのものに対する

“こだわり”

を明確化し、文章化し、それらを
ポスターにし、

社会へのメッセージとして、

そして、社員との約束として
掲げました。

そして、今ではそのメッセージが
独り歩きして世界中の人々の共感
を呼び、

既に、Facebookやツイッターといった
SNSで累計50万回以上共有され、

6億ページビューを稼いだ、

という桁違いの数字を打ち出しています。

一法人、

しかも、生まれてそんなに時間が経過して
いない、

小さな会社が、

何故、またたく間に世界中で有名になれたのか？

以下に、

“THIS IS YOUR LIFE”

から始まる、同社が掲げたメッセージの和訳を
ご紹介したいと思います。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
これはあなたの人生。

だから、いつでも大好きなことをしていよう。

何か気に入らない点があるなら、変えればいい。

いまの仕事が気に入らないなら辞めればいい。

時間が十分にないならテレビをみるのを止めれば
いい。

愛する人を探さなくていい。

自分の大好きなことに夢中になっているあなたを、
愛すべき人が待っていてくれます。

穿ったものの見方は止めればいい。

そう、人生はシンプル。

感情は全て美しい。

何かを食べるときは、最後の一口まで味わう方がいい。

考えも、腕も、心も、全て新しいコトやヒトに向けよう。

お互いの違いを許容して、僕たちは結ばれている。

出会った人には

“あなたの情熱はなに？”

って聞いてみよう。

そして自分の夢も共有しよう。

旅はするべき。

道に迷うことで自分自身を発見するのだから。

どんなチャンスも一度きり、

だからチャンスを確実に掴もう。

人生とは、あなたが会う人と創り出すもの。

だから今すぐ何かを創り始めよう。

人生は短い。

だから夢を生きよう、情熱を持って。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

前述の通り、

ホルスティー社が発信したこのメッセージは、

世界中の多くの人々の心を動かし、

勇気付けました。

そして、そんなこだわりを持って仕事と向き合い、

社会で活動をしている同社は、

規模や歴史ではなく、

“メッセージ（想い）”

という点で、

世界中から注目され、

信頼されるに至っています。

さて、ひるがえって考えた場合、

私たち自身はどうでしょう？

ホルスティー社のようなメッセージが自社に
馴染むか馴染まないかは別にして、

どれだけ自社の

“こだわり”

“社会に対するメッセージ”

を重要視し、

世の中や地域に発信・浸透させる努力を
行っているでしょうか？

ただ単純に理念を掲げているだけではなく、

その理念をブレイクダウンし、

世の中にしっかりと伝わるように様々な工夫を
凝らしていますでしょうか？

ブランディングとは、或る意味、自社を

“固有名詞化”

させていくことです。

“デイサービスに行きたい”

ではなく、

“〇〇（=事業所名）に行きたい”

と思っていただけるかどうか。

介護施設でお世話になる、

ではなく、

“〇〇（=会社名）にお世話になりたい”

と思っていただけるかどうか。

企業の大小に関わらず、自社を

“ブランド化”

させることは、

ご利用者の獲得や採用力向上等、

様々な経営課題の解決につながります。

経営者や幹部の方は、自社の理念と
にらめっこしながら、是非、

“自社が社会や世の中に伝えたいもの”

について、

より分かりやすくブレイクダウンし、

表現することを検討してみてもいいかも
しれません。

ひょっとすると、そんなところから、

企業としてのブレイクスルーが生まれる
かもしれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、デスクワーク＆都心で打ち合わせ
です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか？

では、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう！

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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ＣＢ－ＴＡＧ（シー・ビー・タッグ）
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