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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
さて、昨日のメルマガ
“でんかのヤマグチ”
に続き、もう一つ、
コンセプト的に参考になるかも、
と思う事例を1つご紹介したいと
思います。
実は、20代後半の頃の私の事例
です(笑)。
是非、私の経験から、ヒントを得て
いただけれと思います。
(話が長くなるので、今日と明日に
分けさせていただきますね)
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私は27~32歳の間、
兵庫県で引越事業を営んでおりました。
その頃、アート引越センターやサカイ
引越センター等の引越専業の大手企業が
台頭してきていた頃で、
私たちのような弱小企業は非常に危機的
状況に陥っていました。
そんな中、私たちは、他社が実行していない、
ある戦略を実行し、
自分で言うのも何ですが、
“大成功”
を収めていました。
その戦略とは、
“新築マンションの一斉入居の指定引越
センターとして、まとまった量の引越を
受注する”
というものです。
具体的には、
マンション管理会社と提携し、
新築マンションの一斉入居の入居管理、
(引越日・時間調整や当日の整理誘導etc)
建物の養生(=傷がつかないように建物を
保護シートで張り巡らせる)、
等々を一括して請け負い、
その代わりに、
“○○マンションの指定引越センターです”
というフレーズを使わせていただき、
新規入居者の引越を多数獲得する、
というものでした。
自慢ではないですが、
私たちのこのアイデアやノウハウは、
当時から大変画期的&先進的だった
ようで、
今なお、一斉入居を請け負う引越センター
の提案企画の標準フォーマットになっている、
との話を後輩たちから聞いています。
(ごめんなさい、十分自慢ですね(笑))
話を戻すと、
この戦略は確かに爆発的な顧客増を
もたらし、
結果、経営も安定軌道にのっていった
のですが、
その一方では、大変悩ましい問題を抱えて
いました。
それは、
“引越単価”
の問題です。
新築マンションの一斉入居に的を絞った
当初は、
“新築の家を購入するぐらいの方だから、
引越代金ぐらいしっかりと払っていただける
だろう”
と思い、楽しみにしていたのですが、
実際は、大半のお客様が正に
“真逆”
の状況(笑)。
相見積は当たり前、
“引っ越し代金は1円でも安い方がいい”
と、思い切り値切ってくるのです。
うちの社員が汗水流して提供するサービスに
自信を持っていた私は、
“何でここまで叩かれなあかんのやろ、、”
と、、一人悔しい想いをしていました。
しかし、そんなある日の事。
私は、信じられない光景と衝撃的な事実に
出くわしました。
それは、某新築マンションの入居前内覧会
に参加した時の事。
私は引越日・時間の最終調整役として、
その会に参加しており、
私の横にはマンション提携のカーテン屋さんが
座っていました。
内覧が終わった方々が順々に私のブースに
立ち寄り、
その後、横のカーテン屋さんに立ち寄り、
そのまた横の業者さんのブースに立ち寄り、
という流れです。
そんな時に、前述の、
引越代金を値切り倒した女性が回って
きました。
相見積の結果、最終的には当社に
ご依頼いただいたのですが、
強烈な値段交渉だったことを想い出し、
顔を見合わせた途端、私たちはお互いに
苦笑いしながら、
“当日は宜しくお願いしますね”
と話をし、
その方はそそくさと横のカーテン屋さんに
移動されました。
(ちょっと気まずかったのでしょうね(笑))
そして、その時。
“衝撃”“信じられない”と表現した
光景が、
正に私の目の前で起こったのです。
なんと、うちの引越を凄い気合で値切り
倒していたその奥様が、
最高級のカーテンを、
100万以上の価格で発注していたのです。
唖然とする私を尻目に、
偶然目線があったその奥様は、半ば
言い訳めいたように、
私に次のような言葉を投げかけました。
“だって、カーテンは、未来の生活に夢を
与えてくれるんですもの、、、”
私はこの言葉を聞き、
脳天を思い切りハンマーで殴られた
ような衝撃を受けました。
そして、この事実が、私たちの事業の
在り方を根本から見直す契機になった
のです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中途半端ですが、今日はここで止めさせて
いただきます。
もし、皆さんが、当時の私と同じ立場だとしたら、
皆さんはこの状況に対し、何を考え、どんな手を
打ったでしょうか?
是非、明日のメルマガの前までに、皆様なりの
考え方やアイデアをイメージしておいていただきたい
と思います。
(その方が理解が深まりやすいと思いますので)
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日の私は、朝一の飛行機で長崎から大阪へ移動。
その後、大阪市内で打ち合わせを行い、
夕方に京都に移動して某専門士業の方と
会食。
終了後、最終便で東京へ戻ります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張って
まいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
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