【お詫び・再送】“高学歴大工集団”の考え方から学ぶ。

※本日、サーバーの不具合により、文字化けしたメールが皆様の手元に
送られてしまいました。
朝からご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。
以後、このようなことがないよう、細心の注意をもって進めてまいり
ますので、何卒ご容赦下さいませ。
取り急ぎ、本日分を再送させていただきますので、ご確認ください。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、ある法人の理事長とお話していた
時に、

“なかなかいい人財が採用できなくて
困っている”

というお話をうかがいました。

これ、どの地区に言ってもうかがう話
です。

そんな中、ふと、ある他業界の会社の
事例を思い出し、お話したところ、

“そのコンセプトは面白い”

という話になり、是非、自社でも同じ
ような考え方の導入を前向きに検討しよう、

との話になりました。

私が事例としてお話したのは、静岡県沼津市に
本社を置く、

“平成建設”

という会社です。

5年前、テレビ番組のカンブリア宮殿で
取り上げられたり、

経営者である秋元久雄氏が著した本、

“高学歴大工集団”

が話題になったこともあるので、

聞いたことがある方もいらっしゃるか
と思います。

(実際、上場もしていない、大都市圏に
位置している訳ではないこの会社に、
東大や京大などの学生が沢山就職して
いるそうです)

この会社の特長的なシステム、並びに
コンセプトは、なんといっても

“内製化”。

一般的に、建設会社というのは

職人を社員として抱えると固定費が
膨大になるため、

アウトソース会社を数多く抱えて
います。

しかし、この会社、この真逆を走り、

専門的な職能が求められる人財の
多くを

“内製化”

しているのです。

1980年に約95万人いた大工の数は、

2005年には約58万人まで減少していると
言われており、

建設業界でも、まさに、優秀な職人の争奪戦
が始まっています。

そんな中、平成建設では、

“大工は本来、「工」の最高峰なんだ”

という誇りや気概・志を持ち、

本来の

“大工”

を社内で養成することを目標に、

仕事の精度を高めることに精力を傾けて
いるのです。

この秋元社長がおっしゃっていた言葉で
特に私の頭の中に残っているのは、

“職人を社員にするんじゃない。
 社員を職人にするんだ”

という言葉。

建築の仕事に興味がある人財に対し、

“建築の仕事の本来の楽しさ・やりがい・
誇りって一体何なんだ?”

と問いかけ、

その世界観に共鳴する人財を集め、

彼らと共に、会社として

“工(匠)”

の力を磨くことに力を注ぎ、

いい建築を世の中に創出する

“楽しさ”

“やりがい”

を実感することで、本来の

“大工”

を養成する。

また、一つの分野しか知らない

“単一専門家”

では、全体を見渡すことができず、

本当にいい仕事はできない、

という観点から、

“多能工化”

を目指し、

結果として、企業の合理性も追及する。

このままマネするかどうか、

できるかどうかは別として、

私たち介護の世界の人間として、

この平成建設の事例のエッセンスは、

大いに参考になる部分も多いと思いますが
如何でしょうか?

“そんなのうちは無理”

と早急に結論づけず(笑)、

是非、自らの心に落とし込み、

様々な部分で、何かのヒントを得て
いただければと思います。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日の私は、午前中は都内で事務処理。

午後は、某医療法人様とのプロジェクトの
打ち合わせのため、

福島県へ向かいます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?

朝晩が特に涼しくなってきました。

お互い体調には気を付けながら、

今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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