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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先日、ある他業界の企業の経営者と
お話している時に、
“これは面白いな”
と感じた活動がありましたので、
皆様にもご紹介させていただきます。
その試みの名称は、
“パートナーズトーク”。
その会社では、
部署間のコミュニケーションが薄く、
ともすれば部署間で
“見えない壁”
ができてしまいがちな組織風土を何とか
打破したいと考え、
“組織の一枚岩化”
を目指してこの試みを導入しました。
この仕組み、開始してから約1年が経過している
そうですが、
かなり手応えが感じられる活動になってきた
そうです。
では、具体的にどんな試みかというと、、、、、
まず、
コミュニケーションが足りない先輩と後輩、
部門が異なるため、互いの業務内容を全く
理解できていない総務部事務スタッフと営業、
というように、
組織として相互理解を促進してもらいたい
方同士で、
2人1組のペアをつくってもらいます。
そして、最低月に3回、
できれば毎週1回、
可能な限り、昼食や夕食を一緒に食べる
ようにしてもらう、というものです。
どうしても時間が取れない場合は、最悪、
メールでのやりとりも1回と数えますが、
できる限り、顔を合わせてもらうことを原則
とします。
また、それらを奨励するために、
一緒に食事を食べに行ったりした時には、
会社から幾ばくかの補助を出すそうです。
そして、その時間を通じで、
今、自らが行っている業務に関する目標、
そして、それらの進捗状況を互いに共有
し合います。
すなわち、
どんな目標を掲げて仕事をしていて、
その目標の達成のために今、何をしていて、
今後、何をしていこうとしているのか、
について、全く別の部門の方と互いに報告
しあうのです。
このようなコミュニケーションを継続して
行うと、
相手の仕事の状況や仕事の大変さ、
日々、どんなことを考えていて、
どういうことに悩んでいるかについて、
徐々にお互いの理解が深まってきます。
その中で
どうすればその目標をクリアーできるか
を一緒に考え、
サポートし合う。
それらの時間を通じ、相互理解を深め、
組織としての一体感を醸成していこう、
というものでした。
その方曰く、
導入前と今とを比べると、
組織の空気がかなり柔らかくなってきた
ように感じるそうです。
ちなみに、同じ人と長い間、パートナーズ
トークを実施すると、
次第に慣れてしまい、
最終的には惰性になり、
パートナーズトーク時の内容が薄まって
きたり、
忙しさにかまけてパートナーズトーク
自体を行わなくなったり、
という状況が生まれやすくなります。
そこで、この会社では意図的に、
3か月に一度はパートナーを変更し、
新鮮な状況が保てるように工夫
しているそうです。
如何でしょう?
私たち介護業界でも、部門間の壁、
もしくはサービス間の壁に悩む法人は
少なからずあります。
もし、皆さんが自社の組織の中で
そのような空気を感じ、
その空気を何とか払拭したいとお考えなら、
この
“パートナーズトーク”
のような仕組みの導入を検討してみると
面白いかもしれませんね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日も私は都内で打ち合わせ&デスク
ワークです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
東京は朝晩が特に涼しくなってきました。
お互い体調には気を付けながら、
今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
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それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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