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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
さて、本日は先ず、お詫びから入らせて
いただきます(苦笑)。
一昨日・昨日と、デイサービスの構造
変化の可能性について言及し、
本日、原田の私見をお伝えする予定で
おりましたが、
伝えたいことが多岐に亘り、
かなりの情報量になること、
とはいえ、今回は小分けにせず、一度で
お伝えした方が適切だと思われる内容で
あること、
等を踏まえ、大変勝手ながら、
来週、動画にて撮影し、皆様にお伝え
させていただく形に変更できればと思い
ます。
(10月4日(金)か7日(月)に配信
予定)
関心をお持ちいただいていた皆様には
しばらくお待たせすることになってしまい、
大変申し訳ございませんが、
その分、文字情報以上に分かりやすい
形でお伝えさせていただきますので、
何卒ご容赦下さいませ。
それでは、本日のメルマガに移らせていただき
ます。
先週末の3連休、過去の仕事関係の書類を
整理する中で、
今から8年ほど前、
私がコンサルティング会社に勤めていた
時の、
あるプロジェクトに関連するメモが出て
きました。
某大手予備校の組織活性化に関する
プロジェクトだったのですが、
その中で、今、見直してみても
“なるほど、これは凄いなぁ”
と思える内容が出てきましたので、
皆様にも共有させていただきたいと思います。
この大手予備校、ここ20年ぐらいでかなりの
急成長を遂げており、
生徒の受験実績もグングン伸びていたのですが、
成績を伸ばす独自の仕組みとして、
“週間向上得点”
という制度がありました。
一般的に、受験勉強、というと、
“相対評価”
即ち、
周囲との競走の中、
どれだけ点数や順位が上がるか、
ということが大きな指標の1つになっている
かと思います。
勿論、その予備校の中でも、
そのような相対評価による受験指導も
行われていたのですが、
それとは別に、前述の
“週刊向上得点”
という仕組みがあり、
日々においては、こちらの指標を最重視して
指導にあたっていました。
その予備校は、過去の、膨大な人数に亘る
生徒の成績伸長データから、
科学的分析のもと、
入塾段階のテスト結果に基づき、
“今の学力状態のまま順調に推移した場合、
センター試験において何点ぐらいの点数が
取れるか”
ということを自動算出できる仕組みを持って
いました。
そして、そこから成績を伸ばすにあたり、
“この勉強を行い、振り返りのテストで〇〇
点以上取れれば、将来のセンター試験の点数が
□□点上がる“
ということが細かく個人ごとに設定されるように
なっており、
それらに基づいて、生徒一人ひとりに個別の
学習指導を行っていたのです。
また、毎週、
“週間向上得点ランキング”
なるものがあり、
“A君は先週、これだけの勉強を頑張り、
マスターしたので、先週に比べて〇〇点成績を
伸ばすことに成功した“
という、週ごとの
“能力の伸び”
によって順位付けを行い、
伸びが著しかった生徒は、名前入りで学内に
張り出しがされていました。
一般的に、予備校内でのランク発表となると、
例えば全員で同じテストを受け、
その点数によってランキングされるのが通常
だと思いますが、
(少なくとも私の世代はそうでした)
この予備校は、その指標と共に、
毎週、
“A君は先週頑張ったから、こんなに成績が
伸びた”
という切り口でランキングを行う、
即ち、
“成績上位者”
という切り口では決して名前が出てこない
ような生徒であったとしても、
“能力伸長者”
という切り口では予備校の中でトップに
躍り出ることが出来る可能性もあり、
それが、
生徒のやりがい喚起・能力開発にかなり
貢献をしていました。
この視点、私たちの人財育成にも活用出来る
視点だと思いませんか?
“周囲との比較との中で今、自分がどの位置に
いるか“
という、他者との競走の中での評価と、
“先週の自分と比較した場合、どれだけ成績を
伸ばす努力が出来たか”
という、過去の自分との競走の中での評価。
(しかも、小刻みな評価。)
業界は違いますが、
私たちの仕事でも、同じようなコンセプトが
使えるかもしれませんね。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
本日も都内にて打合せ&デスクワーク。
夜は、私が今、学生として通っている、
福祉系大学院の授業に出席します。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?
では、今日も一日、是非、互いに頑張って
まいりましょう!
今朝もお付き合いをいただき、ありがとう
ございました。
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