おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
昨日に開催された
“関西ケアビジネス研究会”。
甚だ手前味噌ながら、他地区同様、
とても有意義、かつ刺激的な場となりました。
大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・愛媛等、
異なる地区の事業者様が集う中、
総合事業開始下におけるビジネスの考え方や
具体的な事業プラン例・アイデアについて
我々から情報提供させていただいたり、
ご参加いただいた皆様から
「うちの地区では、、、、、」
「うちの法人では、、、、、」
等の貴重な情報をいただいたり、
正に、
“双方向”
の活発な議論が出来た事をとても嬉しく
思っています。
(他にも終了後のお茶会では、“地域交流の
進め方”等についても話題にあがりました)
今、このメルマガをお読みいただいている皆様
のような、真面目で一生懸命な方にも是非、
“ここでしか得る事が出来ない貴重な情報”
を体感いただきたい。
あらためて、そのような想いを強く感じた次第
です。
本会(ケアビジネス研究会)に興味・関心をお持ち
いただける方は是非、
下記サイトの内容をご確認の上、お申込を検討
下さいませ。
↓
http://carebp.com/landing/kaigo-series/
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■3.5万円?それとも24万円?
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●先日、九州南部地区の介護経営者と意見交換をさせていただいた際、その方の発言の中で気になる事があり、とある突っ込みを入れさせていただいたところ、「その通りですね。あらためて言われると、(いい意味で)重たいですね。。。」という、とても素直な感想をいただきました。本話題、実は、昨日のケアビジネス研究会の中でも話題に挙がったのですが、全ての介護経営者にとって、とても重要な視点なのかも?と思いましたので、今日は是非、皆様にもその内容を共有させていただきます。「我々の事業の平均客単価は幾ら?」という話です。
●前後の説明は長くなるので割愛しますが、意見交換の相手の経営者は私との会話の中で次のような発言をされました。「例えばAさんという要介護4のご利用者には、月額3.5万円前後のお金を毎月いただいている。それだけのお金をいただいている以上、プロとしてそれに見合うだけのサービスを提供しなければならない、と、常日頃より職員と話しているのです」、、、、、、、私の考え方をご理解いただいている方であれば、もう既に想像がついたかと思いますが^^、私はその経営者の目をジッと見つめながら、次のような突っ込みをさせていただきました。「社長、それって違いますよね。3.5万円どころではありません。20万を遥かに超えた金額をいただいているんですよね?」
●この方が経営するデイサービスは、7~9の地域密着型。要介護4の方の単位は1回あたり1,144単位なので、仮に要介護4のAさんが月平均20回程度お越しになられているとすると、昼食代(1食600円(税込))も加え、確かに上記の通り、“3.5万円前後の“自己負担”が発生していることになります。しかし、本来、保険者に請求している9割分の報酬は“法定代理受領”に過ぎないことを考えると、その分も含めてご利用者からいただいている、と考えるのが妥当です。となると、Aさんからいただいている報酬は3.5万円どころではなく、1,144単位×20回×10円+600円×20回≒24万円。実に、20.5万円もの違いです。「月額3.5万円いただいている」と捉えるのか、或いは「月額24万円いただいている」と捉えるのか。確かに重みが全然違うと感じませんか?
●あくまで私個人の感覚であることをご理解いただいた上で、私は、介護事業の単価は他業界の感覚からすれば、ありえないぐらいの高額設定であるように感じます。勿論、国が決めている訳ですので、事業者がいいとか悪いとか、そのような類の話では全くないのですが、せめて、それだけの高単価をいただいている事業なんだ、ということをしっかりと心に留め、全ての業務にあたる必要があるのではないでしょうか。
●皆様の事業の平均顧客単価は一体幾らなのでしょう?果たして、その単価に十分見合うだけの支援を行う事が出来ている、と、ハッキリ断言できるでしょうか?一度、そんな視点から自社のサービスを点検してみても面白いかも知れませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は東京で、税理士事務所様を対象に
したセミナー。
終了後、トンボ返りで大阪へ戻ります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。