[ケアビジネスSHINKA論 Vol.850]

環境変化の中、経営者として見つめ直すべきこと。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

またもや猛烈な

“台風第18号”

が北上してきていますね。

このメルマガの読者の皆様の中にも、

影響を受ける地域の方が少なからず
いらっしゃるかと思います。

皆様くれぐれも、くれぐれもご注意下さい
ませ。

では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■環境変化の中、経営者として見つめ直すべきこと。
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●先日、首都圏地区の介護経営者数人と今後の事業展開について意見交換する機会がありました。そこで毎度ながら、話が盛り上がるかも、と思い、ある事例をお伝えしたところ、予想通り、かなりその場がにぎやかになりました^^今日は、その時にお話させていただいた内容を皆様にもお伝えさせていただきます。「自社は何業か?」という話です(過去にもお話したこともあるかもしれませんが、異なる事例をご紹介させていただきます)

●皆様は、1932年にアメリカ・ニューヨークで創業した“レブロン”という会社をご存知でしょうか?「あぁ、あの世界的に有名な化粧品メーカーでしょ」と思われる方も数多くいらっしゃるかもしれません。が、実は、同社自身は自らをそのように定義づけていないそうです。

●確かに中核商品は“化粧品”かもしれません。でも、彼らは自らを“化粧品メーカー”ではなく、「美の提供会社」を位置づけています。

「お客様は我々に化粧品を作れといっているのではない。お客様は我々に、美しくなりたいといっているんだ」

この定義が、彼らを世界的な大企業に押し上げた、と言われています。さて、この話、我々にあてはめて考えてみた場合、どのような学び・気付きにつながるでしょうか?

●「うちは訪問介護です」「うちはデイサービスです」という定義も勿論、悪い訳ではありません。しかし、大きく環境が変わる中、果たしてそのままの事業定義で存続・発展が図れるでしょうか?「訪問介護」や「デイサービス」という事業は、実は、皆様にとって「手段」でしかない、と私は捉えています。

「我々は訪問介護やデイサービスを通じて、一体、何を実現しようとしているのだろうか?」

「創業の時に何を想い、或いは、事業を行いながら、何をやりがい・生きがいに感じてきた
のか?」

大きく環境が変化する中、新たなブレイクスルー(成長)ポイントを見出すために、是非、そんな視点で自社を見つめ直してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、大阪市内で終日打合せ&デスクワーク
が続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。