おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
小規模多機能型居宅介護の利用者のケア
マネジメントについて、
外部のケアマネジャーが担えるようにする
ことに関する議論がやっと(?)始まりましたね。
整備促進の一貫として議論されている本施策、
特に小規模多機能への進出を検討されている方
にとっては要注目と言えるでしょう。
その他の議論(リハビリ機能の強化や地域共生社会等)
を含め、
しっかり議論を追いかけておくことをおススメ
します。
9月30日介護保険部会
↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000138300.html
では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■冷静な経営判断が出来ていますか?
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●先日、近畿地区のクライアント様から久しぶりに連絡をいただき、今後の事業の進め方について意見交換する機会がありました。その時にふと気になる事があり、お伝えさせていただいたところ、「いただいた視点を踏まえ、今一度考えてみます」という、とても実直な言葉をいただきました。ひょっとすると同じような感覚に陥っていらっしゃる方もいるかもしれないな、と思いつつ、今日のメルマガでご紹介させていただきたいと思います。「対脅威萎縮効果」についてです。
●「対脅威萎縮効果」とは、ロンドン・ビジネススクールの教授を務められているフリークヴァーミューレン氏が著した本「ヤバい経済学」で紹介されて以降、よく使われるようになった言葉・概念です。その内容とは、「苦しくなった会社はコア・ビジネスに集中し、コア・ビジネス以外は切り離してコストを切り詰め嵐をやり過ごそうとする傾向が強くなる」というもの。
●一聞すると「ふんふん、なるほど。正に“選択”と“集中”だよね」というように、何の違和感もなく、サラッと通り過ぎてしまう考え方かもしれません。無論、この考え方が間違っている、という訳ではなく、コア・ビジネスの強化も当然大事な事であることは間違いのない事実です。ただ、それってひょっとすると、少々感情的・盲目的な判断に偏っていませんか?例えば、今、会社が苦しくなっているのは、「少数の収益源しか持っていない」という、会社の事業構造の問題の方が大きく、そちら(=新たな収益源の確保)に手を打つ、という経営判断の方が合理性・効果性が高いのでは?という考え方もありますよね、という話です。
●人は、真剣であればあるほど、または危機感が高ければ高いほど“視野狭窄”状態、或いは正に“対脅威萎縮効果”状態になりがちです。今の自分の経営判断は、果たして大丈夫でしょうか?もし今日の話を読まれて“ドキッ”とされた方がいらっしゃるならば、是非一度、信頼のおける仲間やパートナーに相談してみても悪くないかもしれませんね。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日の午前中は、都心でデスクワーク&打合せ。
午後は大阪へ移動し、夕方以降、打合せが続きます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。