おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の鈴木です。
今週もよろしくお願い致します。
今週は関西の某社会福祉法人にて社会福祉法人制度に関する
内部研修をさせていただきました。
この研修は19時から2時間、完全な自由参加として行われており、
特に手当もなく希望者だけが参加すればいいという企画です。
今回、内容が制度中心と固かったにもかかわらず、
ほぼ全ての職種の人約50人が参加されました。
皆、お疲れだったとは思いますが、受講態度は真剣そのもので、
それぞれの方にとても高い志を感じました。
確かに幹部の方のリーダーシップもきめ細かいなとは感じましたが、
その法人さんの原動力についてもっと知りたいと感じています。
では、本日のメルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「未来投資会議」始まる
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●政府は12日、「未来投資会議」と「規制改革推進会議」の初会合を相次いで開きました。「未来投資会議」はアベノミクス政策(旧3本の矢)のうちの「成長戦略」実現にむけて新設されたもので、投資会議の下に、関係閣僚からなる「構造改革徹底推進会合」が設けられ(1)「第4次産業革命・イノベーション(技術革新)」(2)「企業関連制度改革・産業構造改革」(3)「医療・介護」(4)「ローカルアベノミクスの深化」の4分野についてそれぞれ話し合うことになっています。
●安倍政権は、14年の消費増税後から長引く景気停滞に対して財政出勤などで下支えしてきていますが、20年ごろに600兆円にする目標である名目国内総生産(GDP)は15年度時点で500兆円どまり。中長期経済の実力を示す潜在成長率も0%という状況で構造問題への対応が指摘されていました。
●政府はこの初会合で論点を提示し、より機能的で効率的が体制を構築するとして「医療・介護」の分野について「公的保険外サービスとの組み合わせが必要」と打ち出しました。先週も触れましたが、公正取引委員会でも同様の指摘がなされており、(平成28年9月5日 「介護分野に関する調査報告書」)混合介護のあり方をはじめこの議論は今後更に活発に進んでいきそうです。
●この「未来投資会議」。今後は来年の1月を目処に中間的な議論の整理を行うとし、新たな成長戦略は6月ごろにまとめる予定になっています。
この動向はしっかり注視していきたいものです。
<構造改革徹底推進会合設置分野及び会長>
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201609/__icsFiles/afieldfile/2016/09/09/siryou2.pdf
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
又、ご意見等もお聞かせ下さい。
今朝はお付き合いいただき、ありがとうございました。