おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の鈴木です。
今週もよろしくお願い致します。
消費税増税延期で、財政問題も懸念されるところ
ですが、
財務省のホームページに、
「財務大臣になって財政改革を進めよう」
というゲームがあります。
これは、自身が財務大臣となり、
2020年の日本の財政黒字化を達成することを
目的とした、
まさに財政問題の
“ど真ん中”
に切り込むゲームです。
おもしろい企画で、
ゲームを通じて日本の財政をわかりやすく
知ることができます。
さて、では黒字化を目指してみると・・・
厳しい現実をつきつけられます。
“財務大臣になって財政改革を進めよう”
http://www.zaisei.mof.go.jp/game/yosansinario/
ご関心のある方はぜひやってみて下さい。
では、メルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■中小企業庁が中小企業の稼ぐ力を分析
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●2016年版中小企業白書(中小企業庁調査室)では、中小企業・小規模事業者(定義は添付先参照)の稼ぐ力について分析がされています。稼げる中小企業の特徴とは何か?中小企業庁からの発信ですから対象は事業者全般であり、介護事業に限定したものではないためピンとこないところもあるかもしれません。しかし、経営という観点でみれば業種を問わず同じ土俵ですから、一見関係ないと思えるものの中にも参考にすべきヒントがあるはずです。
●白書は、まず中小企業・小規模事業者動向について現状分析。そこで企業を次の4つに分類しています。
- 稼げる企業
- 経常利益率の高い企業
- 自己資本比率の高い企業
- その他の中小企業
その分類に基づきながら中小企業を分析し、稼げる中小企業の特徴、中小企業の稼ぐ力を
決定づける経営力について言及しています。
●そのまとめとして
- 稼げる中小企業の取組
- 中小企業の成長を支える金融
- 稼げる中小企業の経営力
をあげています。詳細は添付資料から確認いただければと思いますが、3. の「稼げる中小企業の経営力」について触れると、
- 低収益企業は投資に保守的な傾向が見られるが、高収益企業は、計画的かつ積極的に投
資を行い、リスクへの備えも行っている。 - 経営者が交代していない企業より、経営者が交代した企業の方が収益力が高い。
としたうえで、「経営者が理念を明示し、金融機関等外部専門家と連携しながら、現場の意見を聴いて組織的な経営を行い、成長投資と新陳代謝を進め,稼ぐ力を向上させていくことが重要」としています。
●上記文章は簡潔にまとめられておりさらっと読めますが、具体的にその対応を考えていくと一つひとつが重たいテーマです。もっとも、初めて知ることではなく、すでに対応されている法人さんも少なくないでしょう。ただ改めて、こうした取組みをしているところが業種を問わず「稼げている」とのことですから、自社について検証してみることも意義がありそうです。
(参考)
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/h28_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
又、ご意見等もお聞かせ下さい。
今朝はお付き合いいただき、ありがとうございました。