おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
突然の蒸し暑さにやられ、
先週より久々に風邪をひいてしまいました。
週末の大半を睡眠に充てた事により体調は
復活しましたが、
何故か、声だけがガラガラで、まだ元に戻り
ません(汗)。
次のセミナーまであと2日、
龍角散を片手に何としても完治させたいと
思います。
(皆様、この時期の風邪にはくれぐれもご注意
下さい)
では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「時間貯蓄制度」、面白い発想ですね。
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●先日、とある方から教わった「時間貯蓄制度」。ボランティアの方々を対象にしたこの取り組み、とても有意義、かつ、面白い取り組みだなぁ、と思っていたところ、正にこの仕組みを活用している法人の記事が目に入りました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今日はこの「時間貯蓄制度」についてご紹介させていただきたいと思います。宮崎県都城市のNPO法人豊心会様の取り組みに関する記事です。
●豊心会は市内で老人ホームやデイサービスセンター、介護福祉士養成校などを経営する「豊栄グループ」が2002年4月に設立した法人です。同グループでは、グループ内の施設でボランティア活動をすると、1時間を1点=300円に換算する計算をしており、それらは将来、施設で介護サービスを利用する際、介護保険料や保険外サービスの自己負担分に充てることが出来るとの事。
●例えば、同市梅北町の赤崎洋子さん(80)は趣味を生かして手芸を指導し、動物のマスコット人形などの編み方の手ほどきなどをされています。11年からボランティアを始め、累積点数はなんと、約1,600点(と、いうことは、1,600点×300円=480,000円!)を超えているとのこと。「受講する方に喜んでもらえ、将来に備えて貯金もできるので楽しい(同赤崎様の感想)」、とても素晴らしいと思いませんか?
●この仕組み、女性や中高年層といった方々の社会参加促進、という社会面においても素晴らしいと思いますし、また、クールな経営目線で見れば、“ボランティアの確保”という人的視点のみならず、活用の仕方によっては、事業者側に経済的なメリットをもたらすことにもなります(例えば500円の昼食(原価率30%と想定)でまるまる500円分の点数活用を行ったとしても、事業者側の実質的な支出は「500円」ではなく「500×0.3=150円」で済む訳で、その対価でボランティアの方々に来ていただいている、と考えれば、相当な費用対効果になる、と考える事も出来るでしょう)。
●このような事例をうかがうと、発想一つでまだまだブレイクスルーが起こる余地は介護業界には十二分に眠っているな、とつくづく実感します。その意味でも、「まだまだ現状は改善できる」という信念のもと、我々経営者は是非、情報感度を高める努力を継続する必要があるのかもしれませんね(勿論、弊社としても更にお役に立てるように頑張ります^^)
※参照記事URL
↓
http://mainichi.jp/articles/20160617/ddl/k45/100/307000c
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都内でデスクワーク&打合せ。
その後、最終の新幹線で大阪へ入ります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。