[ケアビジネスSHINKA論 Vol.742]

ある方から教わった、とある言葉の深い意味。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

昨日は、6年前から存じ上げている、

大阪南部某地区で障がい者向けサービスを展開
しているNPO法人の理事長様と打合せをさせて
いただきました。

今年の秋の手前に向けて、

恐らく業界中がワクワクするようなプロジェクトを
始めてまいります。
(何より私自身がワクワクしています^^)

中身は現段階ではまだお伝え出来ませんが、

適切な時期が来た段階で、また皆様にもご報告
させていただきますね。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────
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■■ある方から教わった、とある言葉の深い意味。
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●先日、私のセミナーに頻繁に足を運んでいただいている、東北地区のある経営者からご相談の連絡をいただきました。ご相談内容についてはかなり私的な情報もあったため、この場では伏せたいと思いますが、その会話の中で、ふと私の頭の中に、ある言葉が浮かんできたため、その感覚を共有したく、その方にお伝えしたところ、突如黙り込んでしまい、しばらく間があいた後、「・・・・とても深いですね。噛みしめれば噛みしめるだけ、心に沁みわたってきます。」という、大層な(?)コメントをいただきました。このメルマガを書き始めて間もない頃に一度、ご紹介したことがある言葉ですが、あらためて皆様にもお伝えさせていただきたいと思います。「正直」と「誠実」の違いについてです(ご記憶のある方もいらっしゃるかと思います)。

●「正直」「誠実」日常的にはその意味などあまり意識した事がない方がほとんどではないでしょうか。かくなる私もそうだったのですが、とある方から教わった、この両語の持つ意味の違いを理解した時の衝撃は、今でも全く色褪せずに私の中に残っています。特に経営者・幹部の皆様にとって、とても重要な示唆が含まれていると思われるこの言葉の違い、私に教えて下さったその方は、次のように明快に整理して下さいました。

●「正直とは、現実に言葉を合わせることであり、誠実とは、言葉に現実を合わせることである」・・・・如何でしょうか?ピンと来なかった方は是非、反芻してみていただきたいと思います。「正直」とは、現実をありのままに嘘偽りなく語る事。「誠実」とは、語った言葉を「現実」化させること。両社の意味は全く質が異なると思いませんか?

●どちらも重要ですが、人の上に立つ立場の方々は、「誠実」が何より重要なのではないか、と私は思います。人をまとめていく立場にある人は、「不言実行」ではなく、「有言実行」が大事、とも換言できるかもしれません(経営者が不言実行になってしまうと、職員は迷子になってしまいますものね)

●部下を持つ方々は、果たして自らを「誠実」だと言い切れるでしょうか?もし、心に引っ掛かりが生まれるのであれば、今一度、この言葉に基づいて我が身を振り返ってみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、和歌山市内でセミナー講師を務めます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。