[ケアビジネスSHINKA論 Vol.736]

組織のAcceptance(受容度)をどう高めるか?(その2)

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

来月5月1日に施行される、上海市老人権益保障条例。

この中で、精神的な面で家族が親の面倒を見る

“常回家看看(実家に頻繁に帰省する)”

の規定については、さらに一歩踏み込み、

高齢者施設に入居している高齢者を持つ家族には、

“常去院看看(施設を頻繁に訪れる”

ことが義務付けられるそうです。

もし、義務の履行を拒否した場合は、

信用プラットフォームにその情報が記載され、

仕事や生活にある程度のマイナス影響がもたら
される可能性もあるとのこと。

お国事情が違うからなのでしょうが、

何とも不思議な法律です^^

※参照元ニュース

「上海市が条例、親の面倒を見ない場合は信用
情報に影響―中国」

http://www.recordchina.co.jp/a133070.html

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────
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■■組織のAcceptance(受容度)をどう高めるか?(その2)
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●昨日のメルマガでは、「売上5倍・夢実現計画」を社員目線で全面的に見直し、どのような名称に切り替えたか?という問いかけをさせていただきました。皆様は何かアイデアを思いつかれたでしょうか?ちなみに、当時の我々が出した答は、次の通りです。

「売上5倍・夢実現計画」→「年収倍増・夢実現計画」

如何でしょう?この切り口・トーンは、ひょっとすると賛否両論に分かれるかもしれませんが^^、以前のものに比べると、間違いなく社員のワクワク度は増幅すると思いませんか?

●「経営者は、富士山の頂上にいるようなもの。頂上から一望できる景色を見て、あぁしよう、こうしよう、と発信しても、7合目や5合目にいる社員たちがそれを理解出来るとは限らない。自ら求める状態を実現するためには、5合目や7合目にいる社員を主語にしたプロセスを組み立て、注意深く繊細にコミュニケーションを取らなければならないんだ」以前、大先輩の経営者に教わった言葉です。施策やソリューションの「品質」も大事ですが、それと同等、否、場合によってはそれ以上に「受容度」「浸透度」が重要なこともある、とも言えるでしょうか。

●「様々施策を投下しているのに、なかなか求める成果が出ない」とお悩みの経営者は、相当数いらっしゃるのではないかと思います。もし、思い当たる節がある時は、それは、施策やソリューションの「品質」の問題なのか?それとも「受容」「浸透」を推進する上でのミスマッチが原因なのか?少し、時間を取って、分析してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、旭川市内でセミナー。

終了後、東京へ戻り、

22時からの打合せ@銀座に臨みます。
(銀座ですが、懇親ではなく仕事です^^)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。